オレイン酸

パンプキンシードの驚くべき効能【かぼちゃの種は捨てちゃダメ】

パンプキンシード(かぼちゃの種)には驚くべき効能があります。今まで捨てられていたものや避けていたものも有効活用できるのではと、様々な研究が進められていますが、その中でも話題となってきているのがパンプキンシードです。そこで今回はパンプキンシードについて詳しく解説します。

パンプキンシード(かぼちゃの種)ってリスやハムスターの餌では?

パンプキンシードは、鳥やリス、そしてハムスターといったペットの餌という認識をお持ちの方が多いのではないかと思います。しかし、パンプキンシードは栄養価が非常に優れていることがわかり、むしろ人間も積極的に摂取すべきではないかと注目されるようになっているのです。

パンプキンシードは糖質が少なめで、脂質が多くなっていることから、日本よりもアメリカが先に目を付けて健康に良いと脚光を浴びるようになっていると言われております。

この経緯に似ているものにヒマワリの種があります。そのため、アメリカではこのパンプキンシードも、ヒマワリの種と共に食用として非常に優れているものと立証されました。過去の歴史に立ち返ると、かぼちゃは果肉の部分を食べる文化よりも種の部分を食べる文化のほうが長かったとも言われているので、ある意味過去にさかのぼっていると言えるかもしれません。

パンプキンシードの成分はどんな感じ?

「食用として用いると健康によい!」なんていきなり言われても、本当にそうなのか疑心暗鬼になってしまう人もいるでしょう。その疑いの目は大事で、安易に信じた結果ひどい目を見たという人もたくさんいるのです。本当に健康に役立つものなのかを確認するのは、どのような成分が含まれているのかを見るのが一番です。

それではどのようなものが含まれているのか見ていきましょう。以下は全て可食部100gあたりになります。

パンプキンシードの成分は、

といったところです。この数字を見てどのように感じるかは人それぞれでしょうが、個人的に感じたことは意外にカロリーが高いというところですね。だいたい、一粒0.5g程度なのでカロリーも約3kcal程度でしょうが、大量に食べるのは太る元になるかもしれません。

また、商品によっては塩分多めになっているものもあるので、塩分摂取量も気になるところと言えるでしょう。

上で挙げた成分以外に含まれているものとして

  • リノール酸といった脂肪酸
  • カロテノイド
  • リグナン類

といったものもあるので、間違いなく健康に良いということが見えてくると思います。

リノール酸の効能についてはこちら⇒リノール酸の効能と効果

カロテノイドの効能についてはこちら⇒カロテノイドの働きや効能について

パンプキンシードの効果は?

先ほど簡単に成分について説明したので、ある程度お分かりの方もいらっしゃるでしょうが、どのような効果があるのかをまとめていきましょう。

まず、パンプキンシードにはリグナンが含まれているので、

  • 女性ホルモンのバランスを整える効果
  • 更年期障害といったトラブルの発生確率を抑えてくれる効果

があると言われています。更年期になると閉経状態になるのでエストロゲン分泌量が一気に低下してホルモンバランスが乱れ、骨もスカスカ(骨粗しょう症)になる可能性も高いと言われていますが、リグナンによってエストロゲンを補ってくれるようになればそれらのトラブルは防げます。

そして、パンプキンシードは脂質が高めになっていますが、パンプキンシードの脂質にはコレステロールが含まれていないので、体に悪影響をもたらす確率は低いと言われております。さらに、血中コレステロールを下げる働きがあるリノール酸オレイン酸も含まれているため、コレステロール値上昇による弊害を避けやすくなると言われているのです。

オレイン酸の効能についてはこちら⇒オレイン酸が持つ効能や働きについて

さらに、パンプキンシードにはミネラルも豊富に含まれています。

簡単に栄養補給ができ代謝効率も上昇するので、疲労回復効率も上昇します。また、基礎体力も普段よりは上昇しやすくなると言われているので、より健康的な肉体を手に入れたい人にはうってつけと言えるのではないでしょうか。

ミネラルについてはこちら⇒ミネラルは身体の必須元素!

パンプキンシードを選ぶ際に注意点は?

パンプキンシードは注目度が昔よりもはるかに上昇したので、食用として様々な商品がスーパーに並ぶようになりました。

ただ、選ぶ際にはちょっとした注意点があります。注意点は大まかに

  • 塩を使っているか
  • 油を使っているか
  • 焙煎を国内で行っているか

です。健康を考えるなら、塩、油を使わずに国内で焙煎されたものということになるでしょう。

味付けの好みによって選び方も変わってくるでしょうが、濃い味を好む人はついつい塩分が多めの商品を選んでしまうので、塩分の摂りすぎには気を付けるようにしましょう。

パンプキンシードオイルとして販売されているものもあるので、気になる人はチェックしてみるといいでしょう。

ご家庭でもパンプキンシードを調理することができます。ただ、パンプキンシードは加熱しないと食べづらく消化するのも難しいので、基本は炒めて食べるのが良いのではないでしょうか。

パンプキンシードの驚くべき効能【かぼちゃの種は捨てちゃダメ】のまとめ

パンプキンシード(かぼちゃの種)は皆さんも驚くほど栄養価の高いものとなっていますが、摂取量目安は15粒程度と言われているので必要以上に食べすぎないようにしましょう。

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