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塩素不足で食欲不振?【身体における影響を徹底調査】

塩素が不足すると「食欲がない」「消化不良でツライ」といった症状が現れるかもしれません。塩素といってもピンとこない方が多いと思いますが、実は、塩素には人間の生命において欠かすことのできないミネラルの1つです。例えば、食べ物を消化する酵素の活性化や、体内に入った細菌を攻撃する白血球の手助けです。その為、塩素が不足してしまうと、食欲不振や消化不良、さらには成長障害や腎不全といった重大な病に発展する恐れがあります。

塩素の主な働き

元気な胃のイラスト

消化の促進

塩素の主な働きは、消化酵素であるペプシンの活動を活性化させることです。このペプシンが活性化することで、口にした食べ物は滞りなく消化されます。反対に、ペプシンの働きが弱まると、消化不良を起こし食欲を感じにくくなります。

また、すい臓でつくられる消化液の分泌を促すのも塩素の重大な仕事です。

免疫力の向上

また、塩素体内の病原菌を攻撃する白血球の手助けも担っています。白血球には体内に侵入した病原菌を退治する働きがありますが、病原菌を退治する際に「次亜塩素酸」を発生させます。この次亜塩素酸の発生に必要なのが塩素なのです。

塩素不足の影響

消化不良・食欲不振

塩素が不足すると胃酸の濃度が薄くなってしまうので、少ししか食べていないのに消化した実感がない方は塩素の不足が考えられます。食欲不振の方、消化不良を起こしやすい方にこそ、塩素をバランス良く摂取することがオススメです。

また、塩素は少々摂り過ぎたとしても副作用が出にくいとされています。それは、腎臓や汗で体外に排出されるよう上手く処理されるからです。

ただし、あまりにも塩素を摂り過ぎた場合は、脱水症状や下痢の可能性が高まります。塩素は水道水などにも含まれている為、水道水をガブガブと大量に飲み続けると、腸内の悪玉菌が増加し、胃腸の働きを弱めてしまいます。胃痛や腹痛を引き起こさない為にも、塩素の摂り過ぎは注意しましょう。

塩素を効率よく摂取する方法

塩素と聞けば、洗剤などが頭に浮かぶ人も多いと思いますが、塩素はいわゆる塩化ナトリウム=食塩の形で摂取されるのが通常です。ですので、私たちが日常で口にしている食品のほとんどに塩素が含まれています。塩というイメージから「塩素は塩辛いもの」と考えがちですが、実は、塩辛くない食品にも含まれています。チーズやハム、かまぼこ、ちくわといった加工食品全般は、塩辛くなくても食塩が含まれています。

知らないうちに摂取している塩素ですが、1日における正しい摂取量は600mgです。これは、大人の男女共に当てはまります。食塩に換算すると約10g程度が適量です。ミネラルウォーターが出回っている世の中、水道水を思いっきり飲む方は少ないと思いますが、それでも皿洗い時についた水道水からも微量ながら体内に取り込んでいることになります。

普段通りに生活しているだけで摂取できる塩素ですが、食欲不振の際は塩素が不足していることが考えられます。風邪などで寝込んだ時、食欲がなくなるのは塩素が不足していることが一つの要因です。ですので、普段は特に気をつけて摂取することもありませんが、寝込んだ時、スポーツの後といった塩素が不足しやすいタイミングで、スポーツ飲料などを口にすると良いでしょう。

スポーツ飲料には塩素がバランス良く配合されている為、食欲がなくてもすんなりと喉を通りやすいです。また、寝込んだ時は、おかゆに少量の塩を混ぜるか、梅干を添えるかすると食欲がわいてきます。塩素が胃酸の分泌を手助けし、自ずと食べたい気持ちが戻ってくるはずです。

ストレスにも塩素が効果的

近年、ストレスが多い方は胃液が正常に分泌されないことが分かっています。胃液が正常に分泌されないと、胃もたれや胃痛を感じやすく、消化不良や食欲不振に陥ってしまいます。その為、ストレスを感じた瞬間などは、少しでもスポーツ飲料を飲むなどして胃腸を整えましょう。

特に、夏場は汗で塩素が排出されやすい為、スポーツをした後などはスポーツ飲料を一口飲むだけでリフレッシュ感が全く違います。もちろん、健康において塩分の摂り過ぎには要注意ですが、塩素は普段通りの生活をしていれば十分体内に取り込むことができるものということを頭に入れつつ、不足していると感じた時にだけ積極的に口にするようにしましょう。

塩素を有効活用するには

実は、塩素には体内に取り込んで胃酸の分泌を手助けしたりする他にも、歯茎を引き締める効果があります。歯磨き粉がしょっぱいのは塩分が反映しているからであって、塩素が含まれた歯磨き粉は歯肉炎や歯槽膿漏を予防するのに効果的です。

また、近年では塩素の薬用成分に注目が集まり、歯磨き粉以外でも活用が期待されています。塩素は今後も見逃せない成分の一つです。

塩素不足で食欲不振?【身体における影響を徹底調査】のまとめ

消化不良に悩んでいる方、胃の調子が悪い方、新陳代謝を促したい方などは、塩素の摂取が向いています。普段通り生活していれば不足になることがない塩素ですが、スポーツの後や寝込んだ後などは、塩素が不足している可能性が大いにあります。そういった時は、スポーツ飲料などで効率よく塩素を摂取するようにしましょう。過剰摂取に気をつけて、上手に塩素と付き合っていきたいですね。

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