塩素

塩素の働き【塩素の摂りすぎのリスク】

塩素というと体に悪い物というイメージがありますが、ミネラルの一種で胃酸に含まれている成分なので生きていく上で欠かせないものなのです。塩素は消化に欠かせない重要な役目があります。塩素がどのように役立っているのかを紹介します。

塩素とはどういう成分?体に必要なの?

塩素というと消毒に使う洗剤漂白剤のイメージが強いのですが、実はミネラルの一種で私たちの体にも存在しています。ただし、体内に存在する塩素は洗剤や漂白剤とは違う物ですから、体を傷つけることはありません。主に胃液の中に存在しているので、消化には欠かせない物です。胃酸は逆流すると食道を傷つけますが、胃の中にある分には問題ありません。

体内に存在する塩素は、塩化物イオンという形になります。塩化物イオンは体内で一番多いイオンとなります。英語では”Chlorine”といいますが、これを訳した時に塩素と呼ばれるようになったそうです。

”Chlorine”は

ギリシャ語で黄緑色

を意味します。これは塩素が発見された時、気体にすると黄緑色になることが由来になっています。

塩素は不足してもよくありませんし、摂りすぎもよくありません。適量を見極めることが大切です。

塩素に期待できる効果

消化促進

塩素は胃液の中に存在していて、消化を助ける働きがあります。胃液が酸性なのは塩素が存在しているからであり、食べた物を消化する時に同時に殺菌するという働きがあります。塩素により消化酵素が増え、消化を促進させる働きもあります。

胃 健康な胃

浸透圧の調整

塩素には体の浸透圧を調整する働きもあります。塩素を取り入れるときは食塩(塩化ナトリウム)として摂り入れるので、ナトリウムと共にお互いがバランスを取りながら浸透圧を調整しています。ナトリウムと塩素のバランスが崩れると、体がむくみ、塩分が高くなって高血圧などの原因となってしまいます。

酸アルカリ平衡作用の調整

塩素には血液や体液の酸アルカリ平衡作用をコントロールする働きもあります。体内での酸性とアルカリ性のバランスを維持する大切な働きです。

塩素の摂り入れ方について

塩素は食塩として摂取されるので、特に意識していなくても毎日普通に食事をしていれば摂取できています。料理の時に使う食塩、食べる時に食塩を振りかけるなどしているので、ほとんどの方は摂取できていますが、塩分が多い食事を好む方は、塩素も過剰摂取してしまうことになります。

塩素は私たちの体の中で重要な役割を持っています。不足すると胃酸が上手く分泌されないので、消化不良を起こします。胃酸が減り消化不良を起こすと、食欲も落ちます。食事がきちんと摂れないと、体全体にも影響が出ますから塩素は不足してもいけないのです。

子供の塩素不足は、成長にも関係してくるので不足しないよう注意が必要です。塩分は体に良くないからと摂るのを制限することがあります。医師の指導の元なら問題ありませんが、素人の自己判断で極端に塩素の摂取量を制限してしまうと、腎不全のリスクを高めることもあるので注意してください。

塩分の摂りすぎに注意していれば、特に不足することはないので安心です。

塩素の摂りすぎに注意

塩素は不足しても問題ですが、摂りすぎも問題です。というのも塩素その物を摂取するのではなく、塩素は食塩として摂取しますので、塩素不足を補うために食塩を過剰摂取すると、塩分の摂りすぎとなってしまいます。塩素自体は多少多めに摂取しても、尿や汗になり体外に排出されますが、食塩を摂りすぎると、高血圧のリスクが高まります。

塩素は水道水にも含まれていますので、水道水を飲んだり料理に使ったり、お茶を入れたりする時の分も考えておきましょう。塩素だけを摂りすぎると腸内環境が悪化して、下痢や便秘を繰り返すことがあります。下痢や便秘を繰り返すと体にも負担をかけますので、摂りすぎにならないよう注意が必要です。

塩素が十分に足りていれば、食欲不振を解消したり、消化を促進させたりするので、食事が美味しく食べられます。食べることは生きていくためにも欠かせないことです。食べた物を消化する時にも欠かせませんし、体の中のバランスを整えるのにも役立っています。不足も摂りすぎもよくありませんので、適量を見極めることが大切です。

塩素はサプリメントからも摂取できますが、サプリメントから摂る場合は、食塩と水道水に含まれる分とのバランスを考えて摂りすぎにならないよう注意してください。サプリメントの場合は1日の目安があるので、それを守ります。塩分は1日に男性が8.0g未満、女性が7.0g未満となっているので、これを超えないよう塩分の量をチェックする習慣をつけておくと安心です。

塩素の働き【塩素の摂り過ぎのリスク】のまとめ

塩素は食塩として摂取します。塩分は人が生きていくために欠かせない物ですが、体の中には胃液の成分として元から存在しています。塩素には殺菌や消毒効果もあり、意外と重要な役目を持っています。しかし過剰摂取によるリスクもあるので、量には注意が必要です。

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