[監修済] 優れた健康食品のかぼちゃエキスで健康維持促進

かぼちゃエキス

[監修済] 優れた健康食品のかぼちゃエキスで健康維持促進　

日本人には、大変馴染み深い野菜のひとつがかぼちゃですが、最近このかぼちゃから摂れるかぼちゃエキスが話題に上っています。この身近な野菜には、いったいどんな秘密と効能が隠されているのでしょうか。

かぼちゃの種類

かぼちゃは世界中で食べられている野菜のひとつで、日本でも大変馴染み深い野菜のひとつです。かぼちゃの語源は、カンボジアからやって来たという由来で付けられており、他にもぼうぶらや唐茄子、南瓜などという名称で呼ばれており、漢字も南瓜の漢字が一般に使われます。栄養価が非常に高く保存にも向いている為に、多くの地域で育てられていますが、その品種も日本国内だけも数多くあるのがその特徴と言えるでしょう。ハロウィンにも使用されているかぼちゃですが、パンプキンと呼ばれるのは外皮がオレンジ色の品種だけで、他は全て「スクウォッシュ」と呼ばれています。一般的に多く生産されているのが西洋南瓜で、水分が少なくホクホクしている事から、日本では栗南瓜とも呼ばれます。日本料理に多く使われるのが黒皮南瓜と呼ばれるもので、水分が多く煮崩れしにくく細工などの加工がしやすい為に、よく使われている品種です。色どりもよく青みとしての役割も果たしてくれています。また鹿ケ谷や菊座南瓜といった日本独自のかぼちゃも見られます。

かぼちゃの栄養素

かぼちゃには品種が多く、特定の品種で固定をしないと栄養素の事を語る事は出来ません。かぼちゃには乾燥に強い栗カボチャや、水分が多くあまりホクホクしない黒皮南瓜のような品種もあり、海外を見るとズッキーニとほとんど同じような品種の南瓜もあるのです。当然大きさや形状も違いますし、味や含まれている栄養素も全く違ったものになりますので、他の野菜たちと違ってかなりのバラつきがあります。日本で一番生産量が多いのが、西洋かぼちゃの栗南瓜と言われる品種で、この品種は水分が少なく芋のようなホクホク感が好まれています。このかぼちゃには、たんぱく質や脂質を始め炭水化物や灰分、飽和脂肪酸や不飽和脂肪酸、コレステロール、食物繊維といった栄養素があり、カロティンを多く含み、ビタミンEやビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンB6、葉酸、パントテン酸、ナイアシンなど豊富なビタミンを含んでいます。また、ミネラルも多く含まれており、ナトリウムを始めカリウムやカルシウムにマグネシウムやリン、鉄なども含まれています。

かぼちゃエキスの効能を上手く摂りいれろ

かぼちゃエキスには、種から抽出したエキスで作られているサプリメントがあります。かぼちゃの種の中にある仁には、豊富な栄養素がある事が知られており、植物ステロールやリグナン類のほか、多くのビタミンやミネラルが豊富なのです。ドイツでは、薬用にされているほどの薬効が知られており、特に過敏性膀胱炎や頻尿などを始めとする排尿トラブルに、かなり効果的であるとされています。日本でも乾煎りして中身を食用にしていたほどで、かぼちゃはその実だけでなく、種にも優れた薬効があるのです。かぼちゃの種には更なる成分が明らかにされており、リノール酸を始めオレイン酸やパルミチン酸、ステアリン酸などの不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。その効能は女性に多い排尿障害を軽減する効果があり、骨粗しょう症を予防する効果などが明らかにされています。また、男性では前立腺肥大を抑制する効果があり、体力を増強する効能の他に新陳代謝を活発にする効果、血中コレステロール値を下げる効能や、老化や病気を予防する働きがあるとされているのです。

かぼちゃを育ててみよう

かぼちゃの種はリスやモルモットなどが、喜んで食べるほどの栄養があります。もちろん人間もこの種を使ってお菓子作りなどを昔から行ってきました。リノール酸は、オメガ6脂肪酸にあたりますので、食べ過ぎると腸内細菌のバランスを崩す恐れがありますので注意が必要です。バランスの崩れた腸内細菌は、悪玉菌が腸内で増える事によりアレルギーを悪化させたり、大腸癌などのリスクを被る事に繋がってきます。栄養は偏り過ぎても良くなく、バランスの良い食事を心がけましょう。実も種も薬効の高い南瓜ですが、家庭菜園でも手軽に育てる事ができます。特に日に日に大きくなるカボチャは、子供たちにとっても、自然にふれ合ういい機会となる事でしょう。種からも増やす事ができますが、3枚葉になるまでポットで育てましょう。プランターで育てる事ができますので、ベランダでも育てる事ができます。ただし、プランターごとに苗1つで植えましょう。土は腐葉土の多いふっくらした水はけの良い土を好みます。植え付けは5月頃が適切で、弦を絡ませる支柱と、実がある程度育ってからの追い肥が必要です。