アントシアニン

カシスを食品として上手に摂り入れる方法【お手軽簡単】

カシスはお菓子やデザート、料理のソースやカクテルまで幅広く使われています。カシスのリキュールは、紫色や赤紫色をしているのでカシスもそんな色をしているイメージですが、実際には黒に近い紫色をしています。別名を黒すぐりといい、ポリフェノールの一種アントシアニンを豊富に含んでいます。カシスを使った食品や摂り方を紹介します。

カシスを食品から摂る事はできるの?

カシスは別名を「黒すぐり」「ブラックカラント」といいます。ブルーベリーとよく似た丸い実を付けますが、ブルーベリーよりも色は黒く、実も濃い紫色をしています。カシスも黒すぐりも、ブラックカラントも皆同じです。違いはカシスがフランス語、ブラックカラントは英語で、黒すぐりは日本語で呼ぶ場合です。今は日本でもカシスと呼ばれる事の方が多いかもしれません。

果実なのでカシスの実を食べる事もできますが、少し苦味と酸味が強いので、そのまま食べるのには適していません。これはカシスに含まれているポリフェノールの一種アントシアニンという色素の特徴です。色素が多いほど色が濃く、独特のクセが出てしまいます。

カシスはお菓子やデザートにもよく使われていますが、これは独特の風味が甘味にアクセントを添えるからかもしれません。加工した物はスーパーなどでの冷凍食品コーナーで見かける事もあります。ない場合はネットでも購入できるので探してみてください。原料にカシスを使用しているので、カシスを食品として摂るという方法もあります。

そもそもポリフェノールとは?

最近耳にすることの多いポリフェノールですが、このポリフェノールとは

ほとんどすべての植物に含まれる、植物特有の色素や苦み・渋み成分

を総称したものです。その種類は5000を超えるともいわれています。

ポリフェノールにはこんなにもの種類が!⇒ポリフェノールの驚きの種類!

カシスの効果的な摂り方

カシスは目にいい成分を豊富に含んでいる事から、毎日の生活に取り入れる事で目の健康を保つことができます。食品から摂取するという摂り方もできますが、毎日続けるには少し難しい部分があります。こういう時は、サプリメントが便利でおすすめです。

カシスに含まれるポリフェノールの一種、アントシアニンには目の働きをサポートする効果がある事が分かっています。ブルーベリーやビルベリーも目にいい物として知られていますが、カシスのプロフェノール含有量は、ブルーベリーやビルベリーよりもはるかに多くなっています。

カシスを食品から摂るという意味では、サプリメントも栄養補助食品として扱われますので、食品として毎日の生活に取り入れられます。水やぬるま湯で、1日数粒飲むだけだから簡単ですし、飲むタイミングは自由に決められます。

サプリメントは食品として扱うため、薬のような即効性は期待できません。効果の実感も個人差が大きいため、飲んでいても効果があるのかないのかわからない事があります。こういう時は、一旦服用を辞めてみるのもいい方法です。やめてみて始めて実はちゃんと効いていたのだとわかる事もあるからです。飲むタイミングは自由ですが、より効果を実感したいなら、夜寝る前がおすすめです。

カシスのおすすめレシピ

カシスを効率よく摂取するにはサプリメントがおすすめですが、食品からも摂取したいという方におすすめレシピをいくつか紹介します。

完熟カシスを冷凍した物や、ソースに加工して販売している物があれば、お菓子作りやパン作りに活用できます。冷凍したカシスは、スムージーの材料としても使えます。カシスだけでは味が足りない時は、甘味の強いバナナやリンゴなどを入れてもいいですし、100%ならジュースにも使えます。

スムージー

シロップタイプはパンケーキを焼いた時に、シロップをつけて食べても良いですし、他のフルーツと一緒にヨーグルトに混ぜても美味しいです。砂糖やシロップが入っていない甘味のないソースは、サラダのドレッシングにしてもよく合います。

ピューレ状になっているものは、パンケーキを焼く時や、ホームベーカリーでパンを焼く時に生地に混ぜてみましょう。甘酸っぱい香りが食欲をそそります。シロップなら炭酸で割っても美味しいですし、ワインに入れても美味しくなります。

カシスはこんな方におすすめです

血管

カシスは目の健康を考えている方には特におすすめですが、ほかにもおすすめしたい方がいます。カシスにはポリフェノールの一種アントシアニンが豊富に含まれています。ベリー系の果物に並び、アントシアニンが豊富な事でも知られるようになりましたが、他の果実と比べてもアントシアニンの量やその他の成分は豊富です。

カシスが持つ働きは、

  • 活性酸素を除去する作用
  • 網膜をサポートする作用
  • 末梢血管をサポートする作用
  • 目のピント機能を助ける作用

などが期待できます。網膜をサポートする効果が期待できるのもカシスの魅力ですが、これはカシスが持っているロドプシンの再合成を助ける作用のおかげです。ロドプシンが不足すると、暗い場所で物が見えにくくなったり、眼精疲労がひどくなったりするといった症状が現れます。これらのトラブルを回避したい時にもおすすめです。

カシスの効能についてはこちら⇒カシスが持つ驚きの効能・効果

カシスを摂取する際の注意点はこちら⇒カシスの不足や過剰摂取のリスク

カシスを食品として上手に摂り入れる方法【お手軽簡単】のまとめ

カシスはリキュールとして使われる事も多く、ケーキの生地やクリームに混ぜたり、ゼリーや料理のソースにも使われたりしています。食品からも摂取できますが、おすすめの摂り方はサプリメントです。

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