ナットウキナーゼ

[監修済] 血液の塊を溶かしてくれるナットウキナーゼの働きとその効能

ねばねばした糸を引く納豆。好き嫌いが分かれてしまう食べ物ですが、納豆にはナットウキナーゼという血液を健康に保つのに役立つ成分が含まれています。今回はナットウキナーゼがどのように働いて血液にどんな良い効能が期待できるかご紹介します。

ナットウキナーゼは優秀な酵素

納豆は今や日本だけのものでなく世界でも注目され始めている健康食品です。納豆をまぜるとネバネバとした糸をひきますが、その中に含まれているたんぱく質を分解する働きを持つ酵素を、ナットウキナーゼといいます。特にナットウキナーゼの働きで注目されているのが、血の流れを悪くしてしまう血栓を溶かしやすくする働きです。血栓は様々な事が原因でできてしまいます。タバコを吸ったり、お酒を飲みすぎる事でも血管は傷ついてそれを修復しようと血栓ができます。またストレスを感じると、血管を流れる血小板に突起がプツプツと発生しだし、まるでひっつき虫のように血管の壁や血小板同士でくっつきあうことでも血栓になってしまいます。ナットウキナーゼにはそういった血栓を溶かす働きもありますが、更に体の中のウロキナーゼという血栓を溶かす酵素に活発になるよう働きかけることもするので、ナットウキナーゼは血栓に対してダブル効果があると言えます。また普通酵素は口からとっても胃酸でその働きを失ってしまったり、消化液により分解されてその酵素からの効果を期待できなくなりますが、ナットウキナーゼは食べても8時間から12時間、短い場合でも4時間は作用しているという報告もあり、優秀な酵素だと言えます。

コレステロールの値が気になるときに役立つナットウキナーゼ

ナットウキナーゼを用いたある実験では、ナットウキナーゼを摂取した人にコレステロール値に関する改善が見られたという報告もあり、ナットウキナーゼにはコレステロール値を下げる効能があると言われています。コレステロールは食品から摂られる以外にも体の中でも作られ、普通はバランスを保った量が体内に存在して、細胞の膜やホルモンなどの材料になる必要なものですが、食べ過ぎなどでエネルギーが余ると体内でどんどんコレステロールが作られていってしまいます。基礎代謝は年齢とともに少なくなるので、体内で作られるコレステロールの量も増えやすくなってしまいます。コレステロールが増えると血管の壁の中に潜り込み、結果血管が硬くなったり、狭くなったりして血液の通りが悪くなってしまうのです。そういった状況を避けるためにもナットウキナーゼを摂り入れることでその効能を期待できます。

血圧が気になるときに役立つナットウキナーゼ

ナットウキナーゼの働きにより血圧を下げるという効能も期待できます。血圧を測るときには、最高血圧と最低血圧の二種類が表示されています。最高血圧というのは、心臓がギュッと縮んで血液を全身に送るときに、血管の壁を押す力がどれほどかかっているのかを表しています。最低血圧というのは、心臓が緩んで血液が戻ってくるときに、血管の壁を押している力がどれほどかを表しています。これらの血管が押される力が強いことが血圧が高い状態なのです。特に歳を重ねると心臓がギュッと縮んで血液を送り出すときにかかる圧力のほうが強くなっていく傾向にあります。もともと私たちの体は活動を活発にするために、特に朝起きるときにホルモンの働きにより血圧が高めになります。このため血圧が高い人は活動的な人が多く元気に見えますが注意が必要です。あまりにも血管を押す力が強いと、その力に耐えようと、どんどん血管が厚く硬くなっていってしまいます。硬くなった血管は傷つきやすく、そこを修復するために血液の絆創膏とも言える血栓ができて血管内が狭くなっていきます。そんな硬く狭くなった血管内に血液を流すために心臓がさらに頑張って高い圧力がかかるという負のスパイラルが起こってしまうのです。そこでナットウキナーゼの血栓を溶かすという働きにより、血管が狭くなって詰まっていくことを防ぐので、血圧を下げる効果を期待できるというわけです。

効果的にナットウキナーゼを摂るには

血液の通りを良くしてくれる作用が期待できるナットウキナーゼですが、その摂り方にもポイントがあります。一般的に血栓は夜の寝ている時間帯につくられやすいと言われています。その為納豆を食べるなら夜にしたほうがその効果を期待できます。またナットウキナーゼはネバネバ部分に含まれているので、しっかり混ぜて粘り気を出してあげましょう。ナットウキナーゼには熱に弱いという弱点があります。納豆を揚げたりパスタ料理に使ったりとアレンジすることがあるかもしれませんが、ナットウキナーゼの効果を期待するなら、火は通さずに食べたほうが良いです。なお胃酸にナットウキナーゼの効果を半減させないためには、胃が空っぽの時は避けて、食事の時の一品として摂るほうが良いと言えます。またすでに抗血栓剤などのお薬を飲んでいる方は注意が必要です。お薬を出してくれている医師に確認してください。納豆の味やニオイが苦手で食べられないという方でも今はナットウキナーゼのサプリメントも出ているのでそちらを活用できます。

「血液の塊を溶かしてくれるナットウキナーゼの働きとその効能」のまとめ

納豆に含まれているナットウキナーゼという成分には、血栓を取り除いて血液の通りをよくする効能を期待できます。普通は8時間程、短くても4時間は作用するとのことなので、効果的に食べるには朝だけでなく夜に食べると良いと言えます。

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