アロエの鉢植えが家にあれば、医者いらずと言われるくらい、アロエは様々な活用法があります。アロエにはいくつかの成分が含まれていますが、その中のアロエウルシンは、やけどに効くと言われています。アロエウルシンの事を知らなくても、軽いやけどをした時にアロエを切ってやけどをしたところに当てた経験がある人は多いと思います。
アロエウルシンが持つ効果について
アロエウルシンは、アロエの中でもキダチアロエに含まれている成分です。アロエウルシンには、細胞の再生を促す働きがあるため、やけどをした時、軽いやけどなら家にあるキダチアロエの葉を切ってやけどをしたところに貼っておくだけでも、効果的とされています。ただしアロエウルシンが含まれているのは、キダチアロエですから、アロエベラではやけどをしたところに貼り付けても意味がありません。
やけどをした時には、アロエウルシンの作用で回復が早くなると言われています。但し、やけどにも段階がありますから、水ぶくれになっていたり、水膨れが破けて炎症を起こしていたりするようなやけどには使用できません。あくまでも軽度の赤くなって少しヒリヒリする程度のやけどにのみ有効という事です。これはキダチアロエを直接切って使う方法ですが、アロエウルシンをサプリメントとして服用すると、違った効果が期待できます。
アロエウルシンをサプリメントで摂取する場合の効果
アロエウルシンは、キダチアロエに含まれている成分で、細胞の再生をうがなす働きがあると言われています。これは軽いやけどをした時、キダチアロエの葉を切って直接患部に貼り付ける事で、回復が早くなる事から一般家庭でもよく行われています。これもアロエウルシンの持つ細胞の再生を促す効果によるものですが、サプリメントとして飲む場合は違った効果が期待できます。
アロエウルシンは胃の粘膜に炎症が起きた時、サプリメントで摂取する事により、炎症を鎮める効果が期待できます。胃が弱い人は炎症を起こしやすいですし、普段は胃が丈夫な人も、年末年始など暴飲暴食をする事があると、胃に負担がかかり炎症を起こしやすくなります。こういう時は、アロエウルシンをサプリメントで摂取すると効果的です。ストレスが多い人も胃が荒れやすいので、アロエウルシンが持つ、胃の粘膜をサポートする働きが役に立ちます。
アロエウルシンは目的により使い方が異なる
アロエウルシンは、キダチアロエに含まれている成分です。細胞の再生を促す効果、粘膜をサポートする効果が期待できます。アロエウルシンを取り入れる時は、目的によって使い方が異なります。アロエウルシンを取り入れる時は、どんな目的で、どのように使うのが一番効果的かを覚えておくと便利です。
軽いやけどをした時には、キダチアロエを切って切り口を患部に直接貼り付けます。これはアロエウルシンが持つ、細胞の再生を促す働きにより、やけどが早く治るという効果が期待できるからです。アロエウルシンの効果をよく知らなくても、アロエを貼ると傷が治るというのもあながち嘘ではないのです。
アロエウルシンはサプリメントとしても使用できます。サプリメントは外的なものではなく内面から作用しますので、この場合はやけどよりも、胃の粘膜をサポートする効果を期待します。胃が荒れていると、胃酸が出る事で痛みを感じやすくなります。アロエウルシンを摂取すると、胃壁を胃酸から守ってくれるので、痛みが和らぐと言われています。また胃の粘膜が傷ついている時も、細胞の再生を促す作用が、荒れた粘膜の修復をサポートするので、回復が早くなる事も確認されています。
アロエウルシンの副作用はないの?
アロエにはいくつかの成分が含まれていて、それぞれに健康維持や病気予防、怪我の治療などに役立っています。アロエに含まれる成分の中には、強く作用するために副作用のリスクがある物も存在します。アロエウルシンもアロエに含まれる成分の一種ですが、副作用はないのでしょうか?結論か言えば特に副作用は確認されていませんが、正しく使う事が大切です。
今のところ、アロエウルシンを使用する場合は、キダチアロエの葉を切ってそのまま使うか、サプリメントとして摂取するかのどちらかです。皮膚の炎症が起きているようなやけどに使うと、アロエウルシンの作用よりも、感染症などのリスクが高まるので傷になっているやけどには使用できません。
アロエウルシンをサプリメントで使用する場合は、胃の粘膜を保護したり、粘膜の修正をサポートしたりする効果が期待できます。胃が弱い人や胃が荒れている時にも、アロエウルシンのサプリメントが役立ちます。胃の粘膜が荒れないように、胃潰瘍の予防など予防の意味で使うのが効果的ですが、ひどい胃潰瘍の場合は、安易にサプリメントを飲むよりも、医師に相談して、医師の指示を仰ぐ事をおすすめします。
「アロエに含まれるアロエウルシンの効果とは?」のまとめ
アロエの中でもキダチアロエは、医者いらずとして何かと便利な植物としても注目されています。キダチアロエに含まれている、アロエウルシンは、やけどや胃の粘膜を保護する時に役立つ成分です。