コレステロール

セサミンの効果は高血圧と白髪対策?【多く含まれる食品はゴマ】

セサミンは健康に良いとされますが、コレステロール値の減少や高血圧の予防効果に注目が集まっています。食生活が乱れがちな人の多い現代では、セサミンのサプリメントは人気のアイテムです。セサミンが含まれる食品はゴマ以外にあるのでしょうか。他にもセサミンの効果として、健康維持やアンチエイジングなどの効果が期待されています。その理由はセサミンの抗酸化作用にあります。美容を意識している女性の方にもセサミンは人気の栄養素といえます。色々なうれしい効果がありますので是非お試しください。

セサミンの効果とは?

ゴマに含まれているセサミンには、いろいろな健康効果があります。セサミンには抗酸化作用があり、動やストレスなどで体内にできた活性酸素は、健康な体の細胞を酸化させてしまいます。酸化した細胞は、本来の機能を発揮できなくなり、老化の原因になってしまいます。セサミンは、この酸化を招く活性酸素を取り除く働きをするので、抗酸化作用があるといわれるのです。セサミンには、肝臓を含む内臓の活性酸素を取り除く効果があります。

Fotolia_18729402_XS-min

また、セサミンには血液中の悪玉コレステロール値を下げる効果があります。悪玉コレステロールも、増えると活性酸素によって酸化され血管内に付着して動脈硬化の原因になります。セサミンは、コレステロールの酸化を防ぎ悪玉コレステロールを減らすので、血液サラサラ効果があるのです。

Fotolia_69871819_XS-min

さらに、セサミンには女性ホルモンと似た働きがあるため、女性ホルモンを補う効果も期待できます。それから、肝機能をアップさせる働きをするので、二日酔いを予防する効果もあります。その他にも、ガンの予防や白髪にも効果があるといわれています。

セサミンが含まれる食品は?

セサミンが含まれる食品といえば、誰もがゴマを思い浮かべるでしょう。実は、ゴマ以外にセサミンを含む食品は、ほとんど無いといわれています。ただ、ゴマにも種類があり食べ方などでも違いがあります。

ゴマには

  • 黒ゴマ
  • 白ゴマ
  • 金ゴマ

などの種類があります。その中では黒ゴマが、がんに対する抵抗力を一番持っています。

Fotolia_56768066_XS-min

食べ方は、そのまま粒の状態で食べるより、すりゴマにして料理に使ったり牛乳などの飲み物に混ぜて使った方が、より効果があるそうです。

goma-min

さらに、ゴマ油の方がセサミンを多く含んでいるようです。

doressingu-min

しかし、ゴマからセサミン効果を得ようとすると、大量に食べなければいけないので、やはり手軽に摂取できるサプリメントを利用するのがベストなのです。なかなか食品から摂取するのが難しいセサミンですが、各メーカーからいいサプリメントが発売されているので、自分に合った製品を選んで試してみてください。

副作用は?

ゴマに含まれるセサミンの摂取で、副作用が起きることはまずありません。

OK

1日にたくさん摂取したとしても、健康上で特に問題が起こることはないのです。とはいっても、セサミンを一度に大量に摂取しても効果がすぐに表れるわけではなく、ある程度の量を毎日継続して摂取することで、セサミンの健康効果を実感することができるのです。セサミンをサプリメントで摂取する場合は、サプリメントごとに1日の摂取目安量が明記されているので、その量を守って継続することが大事です。

supple02-min

ところで、サプリメントのセサミンはゴマから抽出されています。そのゴマ自体も栄養価の高い食品ですから、料理に取り入れて積極的に摂取したいですが、ゴマはとても小さな食品です。サプリメントのセサミンと同量のセサミンをゴマを食べて摂取しようとしたら、ものすごい量のゴマを食べなければなりません。

それは、現実的に考えて不可能に近いので、セサミンの健康効果を期待したい人は、サプリメントの摂取をおすすめします。

サプリメントを飲む女性

また、セサミンの副作用とは少し違いますが、ゴマはゴマ油から連想される通り非常に脂質の多い食品ですので、脂質を摂り過ぎると、生活習慣病の原因になります。その点からも、ゴマ自体の摂取はセサミン摂取を意識するものではないことを理解する必要があります。

肝臓に良い働きがある

セサミンの効果として抗酸化作用がありますが、セサミンは特に肝臓に強い働きをします。肝機能が向上すると、老化防止やコレステロールを下げる、二日酔いを防ぐなどの効果があります。

Fotolia_47711041_XS-min

肝臓は腸から届いた栄養素を材料にして、アミノ酸やエネルギーを作っています。それから、アルコールなどの体の中の毒素や有害物質を分解して、外に排出する働きもします。肝臓は沈黙の臓器とよくいいますが、これは肝臓に多少の負荷がかかり過ぎても、不調のサインを出さず黙々と働き続けることからそう呼ばれるのです。

働き者の肝臓にも、セサミンと同じ活性酸素を取り除く抗酸化作用はあるのですが、加齢とともに抗酸化力が落ちていきます。その落ちた抗酸化力をセサミンで補えば活性酸素を減らすことができるのです。

セサミンは他の抗酸化作用がある成分と違い、肝臓まで届いて肝臓内の活性酸素を取り除く成分なのです。

白髪予防にも期待できる

一度白髪になってしまった髪の毛は、元には戻らないといわれていますが、少しでも白髪にならないようにしたいものです。

生え際を気にする女性

老化防止の効果が高いと注目を浴びているセサミンは、白髪予防にも効果が期待できるそうです。白髪だけでなく、育毛効果や抜け毛予防の効果もあり、さらにセサミンは、特に肝臓の機能をアップさせる働きがあります。

Fotolia_37193503_XS-min

その肝臓は、髪の毛にとってもすごく大事な臓器なのです。白髪や抜け毛の原因は、老化やストレスであり、その為に発生した多くの活性酸素が影響しています。セサミンの抗酸化作用により、活性酸素を取り除けば髪の毛にいい状態になるのです。白髪は、髪の毛のメラニン色素が無くなって起きますが、セサミンにはメラニンの生成を助ける効果もあります。

すぐに効果が期待できるものではありませんが、サプリメントのセサミンを継続して摂取すれば白髪の改善に繋がります。

高血圧は万病の元

セサミンにはいろいろな効果がありますが、高血圧にも効果があります。セサミンが高血圧に効果があるのは、抗酸化作用を始めコレステロールの低下や脂質代謝の促進、血圧上昇を抑えるなどのセサミンの働きが関係しています。

ketuatu-min

セサミンの抗酸化作用能力は有名です。活性酸素が増えすぎると体に良くない働きをして血管までも傷つけてしまいます。傷ついた血管が原因で、動脈硬化を引き起こすのです。セサミンは、肝臓に入り活性酸素を取り除くので、血管を狭くする動脈硬化を予防できる為、高血圧に効果があるのです。それに加えて、セサミンには血管を広げる作用もあるので、ダブルの効果によって高血圧予防に繋がります。

コレステロールを下げる

セサミンには、コレステロールを下げる効果があります。コレステロールは健康に良くないという悪い印象があります。ただ、悪い働きばかりに目が行ってしまいますが、コレステロールは細胞の成分として使われたり、ホルモンを作るのに必要な成分でもあるのです。間の体になくてはならないコレステロールですが、食べ過ぎたり運動をしなかったりすると、余分なコレステロールが脂肪になって体内に溜まってしまうという半面もあります。

Fotolia_52819285_XS-min

コレステロールは、LDLコレステロールとHDLコレステロールに分けられます。

  • LDLコレステロールは悪玉コレステロールと呼ばれ、増加すると活性酸素によって酸化されてしまい、血管の内側に付着して血管が硬くなり動脈硬化の原因となります。
  • HDLコレステロールは善玉コレステロールと呼ばれ、余分なコレステロールを集めて血液をきれいにする働きをします。

セサミンは、コレステロールの酸化を防ぎ悪玉コレステロールを減らす作用があるので、血液に関係する病気の予防になります。

セサミン効果の口コミは?

アンチエイジング効果があるなどで最近人気のセサミンですが、ゴマからの必要量の摂取は現実的に難しいので、多くの人がサプリメントのセサミンを愛用しているようです。そのセサミンの口コミは、疲れ気味でだるかったのが改善されてきたという感想が多かったです。

Fotolia_42973318_XS-min

それに関係して、朝の目覚めがよくなって気持ち良く起きられるという口コミも多くありました。年齢のわりには、白髪が少ないという人もいました。

すごい偏頭痛に悩まされてきた人が、セサミンの摂取で嘘のように治ったとの口コミを寄せていました。お酒をよく飲む男性からは、セサミンを摂るようになってから二日酔いをしなくなったという口コミでした。

このように、はっきりした効果はまだわからないが、なんとなく体調がよくなったというセサミンに対する評価が多いようです。

セサミンの効果は高血圧と白髪対策?【多く含まれる食品はゴマ】のまとめ

セサミンはゴマからしか摂取できないのでサプリメントを活用するのがもっとも簡単な摂取方法です。健康効果も高いので毎日でも飲みたい栄養です。

関連記事

  1. アラニンで二日酔い予防!【保湿効果だけじゃない】
  2. [監修済] セサミンを過剰摂取したり不足した場合
  3. キャッツクローの効能と効果【主成分のアルカロイドの秘密】
  4. トマトのイラスト リコピンは生活習慣病の予防に良いの?【リコピンの様々な効能】
  5. カキエキスで貧血改善!【海のミルクの効能・効果】
  6. ローズマリー ローズマリーエキスの効能【効率的な摂取方法】
  7. ポリフェノールで活性酸素を除去しよう!【アンチエイジング効果で健…
  8. [監修済] セサミンで便秘を解消しよう

ピックアップ記事

カテゴリー

PAGE TOP