健康効果

昆布が持つ驚きの健康効果【知っておくと便利な昆布活用術】

昆布には様々な健康効果が期待できます。食材としても身近ですし、料理にも幅広く使えます。健康のために取り入れたい食材はいくつかありますが、ほかの食材とも組み合わせやすいので、いろいろ試して楽しく健康習慣にできるのがメリットです。昆布の健康効果について紹介します。

昆布に含まれる健康成分

ミネラル

昆布には海のミネラルがたっぷり含まれています。ミネラル生きていくためにも、健康な体を維持するためにも欠かせない物です。これらの成分は他の食品にも含まれていますが、食事から摂れる量は少なく、いろいろな食材を使わないといけません。昆布であれば豊富なミネラルをバランスよく含んでいるので、あれこれ食べずに済みます。

食物繊維のフコイダン・アルギン酸

また、昆布にはフコイダンアルギン酸といった食物繊維が豊富に含まれています。フコイダンアルギン酸には様々な健康効果が期待できます。

フコキサンチン

昆布に含まれるフコキサンチンは、褐色の色素成分です。フコキサンチンには体内への脂肪の蓄積を抑制する効果があります。

グルタミン酸

昆布にはうまみ成分グルタミン酸が含まれています。グルタミン酸は料理の味の決め手となる成分であることは皆さんもご存知ですね。

昆布は昔から健康食品として食べられてきましたし、今も日本人の食事には欠かせない物となっています。昆布は海藻の一種なので、毎日食べてもカロリーは気にならず安心です。

昆布の効果とメリット

ミネラルはほかの食材からも摂取できますが、吸収率に関して不安があります。昆布のミネラルは豊富なだけでなく、吸収率に優れているところがメリットです。カルシウムや鉄分も含まれているので、含まれる栄養素も健康維持に役立ちます。

カルシウムに関しては牛乳の約7倍も含まれているので、牛乳が苦手な方は昆布からでも摂る事ができます。女性に不足しがちな鉄分も豊富なので、女性にもおすすめの食材です。

昆布に含まれている食物繊維は水溶性食物繊維です。食物繊維は水に溶けるか溶けないかの違いで「水溶性食物繊維」不溶性食物繊維の2種類に分けられます。毎日の食事から摂る食物繊維は不溶性食物繊維が多く、水に溶けないため食べ過ぎると体に負担をかけてしまいます。

昆布に含まれる食物繊維は水に溶けてドロドロになる「水溶性食物繊維」です。水溶性食物繊維には、胃腸の調子を整えたり、余分な物を吸収して排出する働きがあるので、体の中を綺麗にする効果が期待できます。

昆布でダシを取るととても美味しいのは、旨味成分のグルタミン酸のおかげです。旨みが強いとそれだけでも美味しく感じるので、塩分を控えめにしても物足りなさを感じにくく、減塩効果も期待できます。日本人は塩分を摂り過ぎる傾向があるので、減塩をして高血圧予防にも役立ちます。

昆布の摂り方

昆布には健康に役立つ効果がたくさん期待できます。摂り方は意外と簡単です。昆布でダシをとって料理に使ってもいいですし、ダシを取った後の昆布も刻んで料理に使えます。

昆布には

  • 日高昆布
  • 利尻昆布
  • 羅臼昆布
  • ガゴメ昆布

など様々な種類があり、その種類ごとに味や香りも微妙に違うので料理によって使い分ける事もできます。

昆布茶はそのままお湯に溶かしてお茶にして飲んでも美味しいですし、料理に使う事もできるので便利です。料理をする時間がない場合は、昆布の成分をサプリメントや健康食品でも摂ることができます。昆布を加工した食品も多いので、摂り方は選択肢が多いのもメリットです。

昆布はダシを取った後の状態でも十分美味しく食べられますし、食物繊維も摂れますから無駄にせず食べきる事ができます。

食品として昆布を食べる時は、一度に食べられる量も限られます。毎日食べてもさほど気にする事はありませんが、昆布には過剰摂取すると体に負担をかける成分も含まれているので、サプリメントから摂る時は注意が必要です。

昆布の副作用について

〇 ×

昆布にはヨウ素が豊富に含まれています。ヨウ素も健康維持には欠かせない物ですが、ヨウ素を過剰摂取をすると

  • 甲状腺ホルモンの異常
  • 甲状腺肥大

といった病気のリスクを高める可能性があります。

食事で昆布を食べる分にはそれほど問題ありませんが、サプリメントから摂る場合は過剰摂取にならないよう注意してください。また、塩昆布のように味が付いている食材を使う時は、多すぎると塩分の摂り過ぎになるので量は加減するように気を付けましょう。

昆布の水溶性食物繊維は、体に優しく作用しますが、過剰摂取するとお腹がゆるくなる可能性があります。元々お腹が弱い方は、多く摂取していなくてもお腹がゆるくなる事があるので、こういう場合は量を減らして様子を見てください。

サプリメントには1日の摂取量の目安がありますが、自分に合わせて調整できるのもメリットです。

昆布の成分を配合したサプリメントでも、ヨウ素やアルギン酸、フコイダンの量はメーカーによって違います。また、プラス配合されている成分も商品によって違うので、自分の体に合った物を選ぶ事が大切です。

昆布が持つ驚きの健康効果【知っておくと便利な昆布活用術】のまとめ

昆布は私たち日本人にとって身近な食材です。食事にも取り入れやすいですし、健康にも役立つ効果が期待できるから積極的に食事に取り入れていきましょう。サプリメントやお茶からも摂取出来ますので、自分に合った方法を選んでください。

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