マテ(マテ茶)、最近よく耳にする言葉です。美味しいものがたくさん簡単に食べれることは非常に幸福なことですが、その結果食べ過ぎてしまって体重がよろしくないことになることもあります。そのような人たちにとって必要なことはダイエットなのですが、このダイエットにマテ(マテ茶)が効果的という話が浮上したのです。今回はこのマテ(マテ茶)とダイエットの関係について詳しく解説します。
マテ(マテ茶)はダイエット向けの飲み物なの?
マテ(マテ茶)は南米では当たり前のように飲まれるお茶です。南米のパラグアイやアルゼンチンといった地域は、気候の関係から野菜をうまく育てることができないので、このマテ茶を代用品として使っていたと言われているのです。これらの話からもわかるように、このマテ茶には野菜から摂れるミネラルやビタミンといった成分が豊富に含まれているので、肉食が主体の国々にとって大切な栄養源になっているということなのでしょう。
このことからもダイエット向けの飲み物であると言えるのではないでしょうか。
また、この栄養素に目を付けた人々が愛飲するようになったので、世界中で愛好家が増えて、世界3大飲料の一つになっていると力説する人もいます。ちなみに、世界中に人気がある他の2つはコーヒーと紅茶です。
マテ(マテ茶)のダイエット効果をもっと掘り下げて!
先ほどの説明ではほんの触りの部分しか説明したので、何となくダイエットに向いてそうというイメージしか思えなかったでしょうが、ここではそのイメージを確かなものにするために、効果を掘り下げながら説明します。
脂肪燃焼効率の向上
このマテ茶の最大の特徴はポリフェノールです。このポリフェノールは体内に吸収されると、活性酸素が脂を酸化させるのを防ぎます。脂肪が酸化すると脂肪燃焼効率が格段に落ちてしまうので、ダイエットをしづらい状態になるのですが、この酸化を防いでくれるので、脂肪燃焼効率が上がりやすくなると言われているのです。
高血圧の改善
また、このマテ茶には杜仲茶にも含まれているゲニポシド酸が含まれているので、その効果によって血管が拡張されて血圧を下げることができると言われております。さらには、コレステロールや中性脂肪の上昇を食い止めて脂肪燃焼効率を上昇させてくれる作用も働くとのことなので、他の栄養素のことを考えてもダイエット向けの飲み物と言えそうです。
ミネラルの摂取
さらに、マテ茶には
といったミネラルが他のお茶よりも圧倒的に多いので、ミネラル摂取に本当に最適な茶と言えます。
具体的には
- カルシウムは緑茶の約4倍
- マグネシウムは緑茶の約13倍
- 亜鉛は緑茶の約2.7倍
も含まれています。ミネラルを必要十分量補給することで新陳代謝効率も確実に上昇するので、痩せやすい体を作りやすくなるともいえるでしょう。
マテ(マテ茶)ダイエットのやり方は?
それではダイエットの方法について調べていきましょう。マテ茶ダイエットは文字通りマテ茶を利用するダイエットですが、やり方も諸説あって、
- 食前と食事中にマテ茶を飲む
- 他の飲み物と置き換えてマテ茶をひたすら飲む
といったものもありました。どちらにしろ非常に簡単なので、実行するのは楽と言えるでしょう。
本格的に痩せたい方は、他の飲み物と置き換えてできる限り飲むことがポイントと言えそうですが、このマテ茶にはカフェインが少量ですが含まれているので、飲み過ぎは危険だと解説する人もいます。
カフェインは摂り過ぎると睡眠妨害になることもあるので、寝る前に飲むのは避けたほうがいいでしょう。カフェインの含有量はだいたいコーヒーの4分の1と言われていますが、がぶ飲みするのは危険です。
ちなみに、このマテ茶にはマテインという空腹感を紛らわす作用がある成分が含まれているので、食前に飲んだり食後に飲むことで食事の量を減らしたり、間食を避けることができるとも言われております。
他の食事制限がきついダイエットと比べたら非常に簡単なので、できる限り長い期間を見て続けるのがいいでしょう。
マテ(マテ茶)ダイエットの効率の上げ方は?
マテ茶のダイエット効果の一つに脂肪燃焼効率を上昇させるといったものがあります。この効果は基礎代謝の部分でもある程度発揮されるでしょうが、最大限に活用するためには運動をすることではないでしょうか。
脂肪燃焼に必要なのは何よりも有酸素運動なので、効率が上がっているのなら最大限に利用してほしいところです。
また、マテ茶によって食べる量を減らすといった作用も働いているので、結果的に食事の量を減らすことができます。それを踏まえて考えると必要な栄養素は自主的に摂取する必要性が出てきます。いわゆる、タンパク質やある程度の脂質を狙って摂るということです。
マテ(マテ茶)で痩せよう!【効率的なダイエット法】のまとめ
マテ(マテ茶)ダイエットはかなり有名なダイエットではありますが、急激なダイエットができるものではありません。本格的に痩せたい方は無酸素運動と有酸素運動を組み合わせて行いましょう!