アルカロイド

キャッツクローの効能と効果【主成分のアルカロイドの秘密】

キャッツクローとは、南米のジャングルに自生している植物であり、先住民のインディオやインカ文明のころから特効薬として使用してきたものです。その効能は広く、免疫力を高めて細菌やウイルスから身体を守るだけでなく、血液を流れやすくしたり、血圧を下げる働きもあります。長引く神経痛などの痛みなどを軽減する役割もありますので、現在ではサプリメントとして広く知られています。そのため、日本でも愛用する人が増えてきています。

キャッツクローの栄養素、アルカロイドとは?

キャッツクローは、南アメリカのペルーやコロンビアの一部の熱帯雨林地帯、ジャングルで自生する植物です。1ヘクタールに数本しか生えない希少な木であり、昔からその効果が注目されてきました。そのキャッツクローには薬効成分として知られるアルカロイドが含まれています。アルカロイドは、植物にある薬理作用などがある成分です。

キャッツクローの有効成分であるアルカロイドは、1970年代からヨーロッパなどでその成分の研究が進んでいます。現在ではサプリメント大国のアメリカをはじめとして世界中でその栄養素が注目されています。

キャッツクローの効果としては、免疫力を高めて細菌やウイルスから身体を守ったり、免疫機能を正常化してアレルギーなどを改善するなど高い免疫効果があります。他にも、血流を良くすることで疲れや痛みを取り除くこともできるなど、まさに奇跡のハーブとして注目されています。

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アルカロイドには種類がある?

キャッツクローには有効成分アルカロイドが含まれています。アルカロイドとは、植物の組織に含まれる塩基性の物質のことを言います。ロイドには「似ている」という意味があり、アルカリに似ているのでその名前がついています。そして、そのアルカロイドには特殊な生理作用や薬理作用などがあります。

キャッツクローには

  • イソテロボディン
  • テロボディン
  • イソミトラフィリン
  • ミトラフィリン
  • イソリンコフィリン
  • リンコフィリン

6種類のアルカロイドが含まれています。イソテロボディンとテロボディンには、人間の身体の免疫機能を高める働きが認められています。イソテロボディンはキャッツクローだけに見られるアルカロイドです。

また、テロボディンとイソミトラフィリンには、白血球の一つであり身体をウイルスや細菌から守ってくれるマクロファージを活性化働きがありますます。そのため、身体に侵入してこようとするウイルスや細菌から守ることができるのです。

他のアルカロイドにはどんな働きがあるの?

イソリンコフィリンとリンコフィリンには血管を拡張する働きがあります。血管年齢を若々しく保つことができますので、生活習慣病予防にも良いです。血液循環を良くすることで血圧が下がるため血圧が高めで悩んでいる人にも良いです。

さらに、ミトラフィリンには利尿作用がありますので、炎症の原因となる原因物質をいち早く取り除けるでしょう。

このように、キャッツクローに含まれるアルカロイド類にはさまざまな働きがあるため、その健康効果に注目が集まっているのです。

アルカロイドのほかにはどんな成分があるの?

キャッツクローにはアルカロイドのほかにも、植物性ステロールという成分が含まれています。

キャッツクローに含まれている植物性ステロールには、

  • コレステロール値を下げる
  • 排尿の改善を図る

という効果のほかに、自然治癒力を高めてくれる効果もあります。

また、キャッツフローに含まれる精油成分トリテルペンには、リラックス効果や血圧を下げたりする効果があります。トリテルペンは痛みの緩和にも最適と言われています。そのため、キャッツクローには痛みを取り去ることが昔から知られていました。

ほかにもキノビック酸グルコシドという成分は消炎作用がとても高く、炎症や肌荒れなども抑えてくれるという役割があります。特にキノビック酸グルコシドは、身体の中や皮膚を通しても取り入れることができます。そのため皮膚の炎症やかゆみを抑えてくれますし、自然で安全な成分ですので取り入れてみるとよいでしょう。

キャッツクローのアルカロイドを効果的に取り入れよう

このように、キャッツクローには様々な効果があります。キャッツクローを効果的に摂取するにはやはりサプリメントが最適です。あまり摂り過ぎると頭痛などの副作用が出る場合がありますので、最初は少しずつ始めるとよいです。

血圧を下げる効果がある代わりに低血圧になってしまうことがありますので、注意が必要です。長引く痛みや炎症を和らげる効果がありますが、持病のある人は医師に相談したほうが良いです。

キャッツクローの効能についてはこちら⇒キャッツクローの副作用は?

キャッツクローの効能と効果【主成分のアルカロイドの秘密】のまとめ

キャッツクローの主成分がアルカロイドです。キャッツクローのアルカロイドは6種類あり、それらがそれぞれ働いて免疫機能を高める効果や、高い抗炎症効果や痛みを和らげる効果、細菌などから身体を守る効果があります。アルカロイドとは、特殊な薬理作用などを持っているからです。これらの効果的な成分を取り入れるにはキャッツクローのサプリメントなどで継続的に摂取するのが良いでしょう。

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