ほとんどのハーブには鎮静効果があり、緊張した気分やストレスを解消してくれる役割があります。もちろん、ローズヒップもほかのハーブと同様その効果があるとされています。また、ハーブはハーブティなどにしてもカフェインが入っていないため、コーヒーや通常の紅茶と違い、興奮作用もなく、落ち着いて飲みやすい飲み物です。ほかにも、香りは、自律神経を整える効果があり、精神を安定させてくれる効果もあります。このようにリラックス成分がたっぷりと含まれているローズヒップですが、具体的にはどのような効果があるのでしょうか。ここではローズヒップのリラックス効果について解説します。
ローズヒップの基本効果
ローズヒップにはほかのハーブ同様に含まれているリラックス効果があるため、ストレス解消や、緊張をほぐしてくれる効果があります。ほかにも、ホルモンバランスを整えてくれる、肌の新陳代謝をよくしてくれる、貧血やめまいを予防してくれるなどの効果があるとされており、全体的に体の巡りを整え、心を落ち着かせてくれる効果があるとされています。
これらの効果は、ローズヒップに含まれる豊富な成分から来ています。ビタミン類が豊富なことでも知られていますが、食物繊維やカルシウムなどの体の基本を作ってくれる成分もたっぷり。ミネラルやビタミンも種類豊富に含まれており、美容や健康にもよい効果をもたらしてくれます。
リラックス以外の効果も
ローズヒップにはほかにも効果があります。リラックス効果は確かにあるのですが、カモミールなどに比べてリラックス効果は低くなってしまいます。しかしその分たっぷりとふくまれているのが、美容効果と健康効果です。
特にビタミンCが豊富に含まれているため、美容効果を狙いたい方にはぴったり。ローズヒップティはなんと「ビタミンの爆弾」という異名をもつほど、ビタミンを豊富に含んでいます。
ローズヒップにはビタミンCやビタミンE、リコピンなどの美容成分のほかに、カルシウムや食物繊維などの体に大切な健康成分も含まれています。こうした体によいものをまとめて摂取できることも、ローズヒップを摂取するうえでよい点となることでしょう。
妊婦にもぴったりのハーブ
普段の生活で精神面が不安定になりやすかったり、摂取する成分に気をつけて生活しなければならなかったりと、日々の安定が特に重要なのが妊婦の方々。ローズヒップはその効果や成分が、妊婦にもぴったりと考えられています。
不安定な妊婦の体を支えるための免疫力を高める効果や、ストレスを和らげる成分を生成する効果などにより、安定したマタニティライフに一役買ってくれること間違いなしです。カフェインが入っていないこともおすすめのポイント。ゆったりとローズヒップを摂取し、リラックスした日々を過ごしましょう。
ローズヒップの摂取方法とは
ローズヒップはどのように、いつ摂取すればよいのでしょうか。時間帯としては、どうしてもこの時間に飲まなければならないということはなく、自分の好みの時間に摂取すれば問題ないようです。ただ、不眠が気になっている場合は寝る前に、朝起きられない人は朝の一杯に、など、工夫して摂取することをおすすめします。勉強や仕事の合間にリラックスタイムとして摂取するのもよいでしょう。
ローズヒップの摂取の仕方として、よく思い浮かべられるのは、ハーブティとして飲むことではないでしょうか。ハーブティとして飲む場合、その飲み方もストレートである必要な箔、自分の好きなように飲んで構いません。それによって栄養の摂取量やリラックス効果の増幅は関係していないようです。ストレートで飲んでみたり、好みでミルクや砂糖を入れてみたりしてもよいでしょう。しかし、じつは、ローズヒップはハーブティ以外にも摂取方法があります。そして、その方が効果をもたらしてくれる可能性があります。
ローズヒップはハーブティとして飲まれることが多いですが、実の中に大切な成分がたっぷり詰まっているため、そのまま食べたほうがよいとされています。しかし、ふだんはお茶などにしているもの、直接食べることが苦手な方もいることでしょう。もし食べづらいと思ったら、ヨーグルトやはちみつなどと食べるのがおすすめです。
摂取しすぎてどうにかなるということはほとんどないと考えてよいですが、あまりに摂りすぎるのは常識として危険。倦怠感が現れてしまったり、頭痛などを引き起こしてしまったりする可能性もあります。ほどよく摂取しましょう。
「ローズヒップでリラックスしよう 成分と効果の解説」のまとめ
リラックス効果はもちろんのこと、美容面や健康面でもカフェインなども入っていないので、コーヒーなどが苦手な方、妊婦さんでも摂取できるローズヒップ。ハーブティで飲んでみるのもよいですが、機会があれば直接摂取してみましょう。ハーブティとして飲むよりもよい効果が期待され、リラックス効果もより増すことでしょう。