便秘で悩む人々が近年、男女問わずに増えている傾向があります。そんな辛い便秘は、青汁を飲むことで解消できます。青汁が便秘の解消に必要な食物繊維を補ってくれるからです。忙しくて野菜が摂れない方、脂っこいものを好む方こそ、青汁を飲んで身体の中からスッキリしましょう!青汁は、便秘を改善してくれる上、ダイエットにも効果的な健康食品です。
青汁の食物繊維が便秘に効く
成人の1日において必要な野菜量は350g程度だと言われています。とはいえ、350gの野菜を毎日のように摂取するのはなかなか難しいですよね。その結果、ついつい野菜を疎かにしてしまい便秘に陥ってしまいます。確かに、排便の回数や量には個人差がありますが、3日に1回も排便をしていないようでは立派な便秘と言えます。
便秘の状態が続くとどうしても腸内環境が乱れてしまい、腸には悪玉菌が増えてしまいます。悪玉菌を減らして腸内を健やかに保つには善玉菌が必要です。青汁は野菜から摂取できなかった食物繊維を手軽に摂り入れることができ、腸内を悪玉菌が住みにくく善玉菌が住みやすい環境へと変えてくれます。青汁に含まれる豊富な食物繊維こそ、便秘を解消へと導く一番のポイントです。
青汁の原材料と言えば、
- 大麦若葉
- 明日葉
- ケール
などが主流ですが、これらは非常に多くの食物繊維を含んでいます。食物繊維には腸のぜん動運動を活発にする働きがあり、その結果、腸内の有毒物質や老廃物がスムーズに体外へ排出されるようになります。腸内で固まってしまった不快な便も、青汁を飲むことで解消されるのです。
青汁が逆効果になってしまう場合とは
青汁と検索した時、「便秘解消」の他に「便秘になった」という口コミを見かける場合があります。青汁を飲んで便秘が解消された人、反対に便秘がひどくなってしまった人、それにはどのような違いがあるのでしょうか?
実は、青汁に含まれる食物繊維には
の2種類があります。
水溶性食物繊維
水溶性食物繊維は文字通り水に溶けやすい食物繊維です。水に溶けて水分を吸収し、ゼリー状になります。そして老廃物を取り込みながら大腸まで進み、その後排出されます。適度な水分が含まれているので、カチカチになった便にも水分を補給することができ、その固い便も一緒に排出する働きが期待できます。そのため、水溶性の食物繊維が含まれる青汁を飲んだ人は、しっかりと便秘の解消を実感できているはずです。
水溶性食物繊維が豊富な食品は
- ごぼう
- えだ豆
- アボガド
- 押し麦
などです。これらの食材を青汁と併せて口にすると効果的です。
不溶性食物繊維
不溶性食物繊維は水に溶けない食物繊維です。不溶性食物繊維は腸内で水分を吸収し便のカサを増す働きがあります。それが腸内のぜん動運動を活発化させることでお通じが良くなるのです。
ただ、摂取しすぎると便秘に陥ってしまう可能性があります。もともと便が固い人が不溶性食物繊維を摂りすぎてしまうと、腸内の水分を吸収する働きが逆効果となり、ますます便が固くなってしまうのです。
このように、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維は全く異なる働きをするのです。そのため、自分の便秘の状態を見極めて、摂取すべき食物繊維がどちらなのかを判断することが必要になります。
「水溶性」と「不溶性」のバランスが重要
「水溶性」と「不溶性」の食物繊維は、ともに腸内環境を整えるのになくてはならない栄養素であることに変わりはありません。というわけで、「水溶性」「不溶性」食物繊維をバランス良く摂取するのが理想なのです。元々、青汁はこの「水溶性」と「不溶性」のバランスをしっかり保った健康食品ではありますが、稀に「不溶性」であるヨモギを原料としている青汁があります。
ヨモギを原料とした青汁を飲む場合、便秘に対して注意が必要だと言えます。
ダイエット中の便秘にも青汁がピッタリ
食事制限を中心にダイエットしている時、便秘で苦しむことがあると思います。それは、食事量が減ったことにより便の量も減ってしまい、便意を感じにくくなってしまうからです。また、食物繊維も不足しがちになり、便秘が起こりやすい腸内環境になってしまうことも原因です。
食事制限をすると、確かに一時的に体重が減り見た目も痩せますが、結局は生きていく上で重要な栄養素を体内に吸収することができず、便秘を悪化させてしまうのです。便秘は単に腸内に不快感が生じるだけでなく、血流を滞らせ、新陳代謝を下げてしまうことにも繋がってしまいます。食事制限は、ダイエットをしているようで実は便秘を悪化させ、痩せにくい身体をつくり出してしまう可能性があるのです。
というわけで、ダイエット中の便秘は、青汁のように
カロリーが低いにもかかわらず、食物繊維を多量に含んだ健康食品で解消
するのが最適です。間違っても下剤などは利用せず、あくまで自然の恵みである青汁を活用するようにしましょう。
青汁には、食物繊維だけでなく脂肪燃焼を手助けしてくれる酵素もふんだんに含んでいます。青汁の食物繊維と酵素のダブルパワーで、健康的に痩せた身体を目指しましょう。食事制限だけで痩せた身体は、メリハリのない魅力的とはほど遠い見た目です。
青汁は、満足感もありながら、メリハリのある女性らしい身体へと導いてくれるダイエットの強い味方です。
青汁の効果的な飲み方
青汁は空腹時に飲むことで、身体にとって有効な栄養成分を吸収することができます。その為、食前に飲むことを推奨しています。食前に青汁を飲めば、腸のぜん動運動を速やかに活性化させることができ、滞りなく排便にまで持ち込めます。特に、朝は溜まった有毒物質や老廃物を排出する絶好のタイミングでもあります。ですので、朝食前が青汁を飲む最適なタイミングです。
朝食前に青汁を飲むと、排出のタイミングと重なり、身体にとって余分な脂質なども排出することができます。その結果、血糖値の上昇を抑えることにも繋がり、満腹中枢を刺激するメリットも期待できます。満腹中枢が刺激されれば、ダイエットの反動による食べすぎも防止できます。
ただし、便意を催した場合、我慢をしてしまうと勿体ない為、時間に余裕を持って青汁を飲むようにしましょう。
便秘は青汁で解決!【解消して美肌やダイエットに!】のまとめ
青汁は、便秘に悩む人にとって、頼もしい健康食品です。便秘が解消されると、ダイエットや美肌にも良い結果が得られます。