ベルガモット

[監修済] ベルガモットが眼精疲労を予防するのに役立つその理由

原産地がイタリアのミカン科に属する食物ベルガモットは、紅茶の香りづけなどにも利用されています。ベルガモットには現代人が悩まされる眼精疲労を和らげるのにも役立つと言われています。今回は眼精疲労とは何なのか、ベルガモットがどのように眼精疲労に役立つのか、その利用法と合わせてご紹介します。

眼精疲労とは

眼精疲労とは疲れ目がさらに進んでしまった状態のことを言います。通常ならば目が疲れた時、ちょっと休んだり眠ったりすると回復するものですが、眼精疲労ともなると、休んだり睡眠をとったとしてもなかなか回復しなくなってしまいます。目が充血したりかすんだりして、視力も落ちてきてしまいます。

また、体にも肩がこる、頭が痛くなる、胃が痛い、食欲がわかないなどの不調が発生してきます。更に、こういった体の症状だけでなく精神面にも影響が出る場合もあります。何となくだるい、やる気が起きない、寝つけない、イライラするといった症状も眼精疲労が原因となる場合もあるようです。

このように体にも精神にも様々な不調をきたす眼精疲労の原因も様々あるようです。例えば、デスクワークをしている人は特にパソコンを見る時間が長くなります。そうすると目が酷使され、ピント調節機能などに問題が発生しやすくなるそうです。また瞬きの回数が減ってくるのでドライアイになりやすく、それが眼精疲労へとつながる場合もあるようです。他にも部屋の明るさとモニターの明るさのバランスやパソコンの高さや低さといった環境も原因となる事があります。眼精疲労になる原因には他にもストレスなどの精神的なものも大きく関係しているとも言われています。ベルガモットに含まれる香り成分には、そのストレスを緩和してリラックスするのに役立つものがあります。

ベルガモットに含まれるリモネン

ベルガモットにはリモネンという成分が含まれています。リモネンはベルガモットの皮の部分に多く存在し、香り成分の一つです。リモネンにはリラックスさせる作用を期待できます。

リモネンが体に作用するとα波がでると言われています。このα波とは脳波の一種です。人間の脳内では微弱な電流が流れていますが、α波は脳がリラックスしている時に発生する傾向があります。脳内にα波が発生すると、幸せを感じやすくなるβエンドルフィンというホルモンが分泌されるそうです。それにより、ストレスの緩和に役立つと言われています。動物を使った研究でも、リモネンにより安眠をもたらし、不安を和らげる作用があったとの報告もあります。

眼精疲労の症状の中には、睡眠に支障が出るものや、不安感がおこるといったものもあるので、そういった症状に効果を期待できると言えます。また原因となるストレスを緩和するのにも役立つと言えます。

また、リモネンには血流を良くする効果も期待できます。それにより眼精疲労からくる肩こりなどの体の不快な症状を緩和する作用を期待できます。

他にも唾液を分泌されやすくしたり、胃の粘膜を守ったりする作用もあるので、眼精疲労の症状にも含まれる、食欲不振や胃が痛くなるといった場合にもその効果を期待できると言えます。

ベルガモットに含まれる酢酸リナリルとリナロール

ベルガモットには酢酸リナリルとリナロールという成分も含まれています。

酢酸リナリルには交感神経を抑える働きがあります。交感神経は自律神経の一種で、元気に活動するためには欠かせないのですが、交感神経が優位な時はイライラしやすくなったり、緊張しやすくなる傾向にあります。また、交感神経は胃や小腸や大腸の働きを抑制する働きもあるので、あまり優位になりすぎると体に負担となり、眼精疲労を取るのにもあまり良くないと言えます。酢酸リナリルはその交感神経を抑える働きをすると言われているので、副交感神経が優位になり、リラックス効果を期待できます。

また酢酸リナリルには、神経伝達物質の一つであるセロトニンの分泌を増やす働きもあると言われています。セロトニンも幸福を感じるホルモンとして知られています。セロトニンには痛みをあまり感じないようにしたり、気分を高揚させる作用を期待できるそうです。ですから眼精疲労の原因となるストレスに対処するのに役立つと言えます。

ベルガモットに含まれるリナロールも香り成分の一つで炎症を鎮めたり、緊張を緩和する作用があると言われているので、眼精疲労から発生している体の不調にも役立つと言えます。

ベルガモットの成分の摂り方と注意点

眼精疲労の原因となるストレスや、それからもたらされる体や心の不快な症状に役立つ成分が含まれているベルガモットはミカン科の植物ですが、実は苦く食べにくいのでミカンのように食べられることはあまりありません。しかも眼精疲労に役立つ成分のほとんどは、その皮に含まれているのがほとんどなので、一般には精油として出まわっています。

ある研究では、目の疲れをとるのに40度の蒸しタオルを10分間目にあてると効果が見られたという報告もあるので、それにベルガモットの精油を含ませて使うことでリラックス効果を期待できます。

中にはホホバオイルなどのマッサージオイルにベルガモットの精油をまぜて体をマッサージするという使い方もあるようです。

ベルガモットの精油を使う際には光毒性があるので注意が必要です。日に当たる日中やお出かけ前の使用は避け、日の当たらない夜に使うか、ペルガプテンフリーといった光毒性のないものを使ったほうがいいそうです。精油を使う際には敏感肌の人や妊婦さんなどは避けたほうが良いものもありますし、大量に使うと体に良くない場合もあります。使用前は良く調べて用法、用量を守って使う必要があります。

またベルガモットのサプリメントなどもあるのでそれを利用することもできます。

「ベルガモットが眼精疲労を予防するのに役立つその理由」のまとめ

ベルガモットには眼精疲労の原因や不快な諸症状を緩和してくれる香り成分が含まれています。現代人は特にパソコンやスマートフォンなどで目を酷使することが多くなっていて、眼精疲労が起きやすい状況にあると言えます。対策の一つとしてベルガモットを使って、普段からストレスを上手に緩和するのに役立てることができます。

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