アンチエイジング

[監修済] アンチエイジングに取り入れたい!ベルガモットが持つ美容効果とは?

ベルガモットと言えば、紅茶やアルコールを思い浮かべる方も多いと思います。香水やアルマテラピーといった香りの癒し分野で親しまれているベルモットには、アンチエイジングに効果的な美容成分が含まれています。ベルガモットの持つ美容成分は、心も身体も若々しくいたい方の強い味方です。

ベルガモットがアンチエイジングに利用される理由

ミカン科のベルガモットは、リモネンやリナロール、酢酸リナリルなどが多く含まれており、皮から抽出されたオイルはアロマテラピーで広く扱われています。ベルガモットの甘くフレッシュな柑橘系の香りは、ストレスを緩和し、硬直した人間の心と身体をリラックスしてくれる効果があります。元々、フランスで盛んだったアロマテラピーにおいても、ベルガモットの香りには決断力や勇気を促す力があると言われています。アロマテラピーといった芳香療法は医学的にも認められており、その中で、ベルガモットは根強い人気と確固たる地位を築いてきました。

そんなベルガモットが、近年、アロマテラピーだけでなく、美容面でも注目を浴びるようになりました。それは、ベルガモットが持つ多くの成分が、心と身体にアンチエイジングをもたらしてくれるからです。人間は、日々のストレスによって体内に活性酵素を取り込み、その活性酵素が身体を錆びつかせます。これは酸化と呼ばれる身体を錆びつかせる現象ですが、このせいで人間は身体の内側も外側も老化してしまいます。ストレスは、アンチエイジングの最大の敵です。ベルガモットには、ストレスという最大の敵から心と身体を守り、より良い自分へ導いてくれる作用が期待できます。

ベルガモットに期待できるアンチエイジング効果

ベルガモットの特徴は、なんていってもストレスを緩和してくれる効果です。現代のストレス社会で生じた消化不良や食欲不振といったトラブルを、ベルガモットが含む酢酸リナリルで緩和する事ができます。この酢酸リナリルは、ストレスによって乱れたホルモンバランスを正常化し、高ぶった心を爽やかにリフレッシュしてくれるのです。また、喫煙者の多くが抱えるニコチン中毒という悩みも、実は日々のストレスから発生しています。この喫煙者のストレスさえも、ベルガモットの香りが緩和し、禁煙に導いてくれると言われています。

それだけでなく、ベルガモットには女性特有の冷え症にも効果的です。そもそも、冷え症の原因は単に身体が冷えているのではなく、運動不足や栄養不足による血行不良、ストレスによるものだとされています。ベルガモットに含まれるリモネンは、血行促進、血液循環に優れており、血行不良を改善し、冷え症を和らげてくれる作用があります。また、ストレスを緩和してくれる効果もある為、ベルガモットのオイルを入浴剤代わりに使用すれば、身体を温めつつストレスを緩和し、辛い冷え症に役立てる事ができます。「冷えは万病のもと」とも呼ばれる通り、冷え症は貧血、低血圧、更年期障害を招く一因です。また、血行不良によって老廃物が溜まり、そこから吹き出物が発生する場合もあります。冷え症を改善する事こそ、アンチエイジングの第一歩です。

また、ベルガモットは、不眠に対しても優れた効果を発揮します。柑橘系の心地良い香りは、不安や憂鬱な気分をポジティヴな気分へと変え、リラックスした状態で眠りへと誘います。就寝前にベルガモットのオイルを垂らしたハーブティーを飲んだり、枕の中にベルガモットの芳香剤を入れたりしておくと、非常に素晴らしい安眠効果が得られるでしょう。美肌や美髪といった美容においては、良質な睡眠が一番の鍵です。ベルガモットで質の良い眠りを得て、翌朝の美容に備えましょう。

ベルガモットはアロマテラピーの中でも強力

普段の日常にアロマテラピーを取り入れる方は多いと思いますが、ベルガモットはアロマテラピーの中でも特に強力です。アロマテラピーでお馴染みのペパーミント、ラベンダー、サンダルウッドと比べても、人間のストレスに対する緩和力は群を抜いています。実際、健康な大人を対象にした実験でも、ベルガモットが一番、ストレスを受けた後の脳に癒し効果を与えている事が分かっています。

また、不安や憂鬱を感じた際、やはりベルガモットが不安や憂鬱を抑制してくれる事が明らかになりました。ストレスを感じやすい方、精神的に不安定になりやすい方は、日々に香りの癒しを取り入れてみると緩和されます。心のバランスが整えば、それらは全て体調や美容に反映されます。

ベルガモットに副作用はある?

心と身体のアンチエイジングに効果的なベルガモットですが、ベルガモットのオイルを肌に塗る行為はオススメできません。ベルガモットには、日光に当たると皮膚が過敏になってしまうベルガプテンという成分が含まれているからです。その為、ベルガモットのオイルを肌に塗ると、太陽の日差しで皮膚が火傷や炎症を起こす可能性があります。

ベルガモットをアンチエイジングに取り入れる場合は、ハーブティーとしてリラックス効果を得たり、オイルを湯船に入れて身体を温めたりといった使用方法が一般的です。また、就寝前に、枕の中にベルガモットのポプリを潜ませておくと安眠効果が得られます。

「アンチエイジングに取り入れたい!ベルガモットが持つ美容効果とは?」のまとめ

いくら見た目に気を使っても、精神的なバランスが不安定ではなかなか美容効果を実感するのは難しいと思います。ベルガモットのストレス緩和作用で心のケアをし、根本的な部分からアンチエイジングを始めませんか。

関連記事

  1. [監修済] 保湿成分セラミドはアンチエイジングにも有効
  2. [監修済] ベルガモットの作用の中には美白効果があるのは本当か?…
  3. [監修済] 育毛効果も期待できるミカン科の植物ベルガモット
  4. [監修済] パパインがアンチエイジング効果があるとされる理由
  5. [監修済] 日本人にとって大好きなワカメを食べるとアンチエイジン…
  6. 黒豆エキスのアンチエイジング効果!【発酵の力で美を手に入れよう】…
  7. 豆乳と大豆 大豆イソフラボンの効果的な摂取量は?【摂り過ぎには注意】
  8. オリゴ乳酸はアンチエイジング効果も期待できる【腸内環境がキーポイ…

ピックアップ記事

カテゴリー

PAGE TOP