ココナッツオイルは便秘が解消されるという噂が存在しておりますが、本当にこの効果はあるのでしょうか。そこで、今回はココナッツオイルが便秘にどのような作用をもたらすのかを解説します。
ココナッツオイルと便秘に効果はあるのか?
ココナッツオイルが便秘に効果があるのかどうかですが、実体験になりますが周りの人たちの反応を見た限り効果はありそうです。便秘に困っている人でココナッツオイルが良いと噂に聞いた人が試しに使ってみたところ効果があったと興奮して説明されていたので、そのことから効果はあると言えると思います。
現代人が便秘になる原因は非常にたくさんあり、ストレス・水分不足・腸内環境悪化・食物繊維不足・何らかの病気・無理なダイエットなどが該当するでしょうが、ココナッツオイルはおそらくこの中のどれかに対して効果があったのでしょう。それでは、どのような作用があって具体的に改善されたのかを見ていきましょう。実体験ではかなり強烈な効果があったので、他とは違う何かがあるはずです。
ココナッツオイルが便秘に効く理由は?
まずはシンプルに栄養素から見ていきましょう。ココナッツオイルは食物繊維やビタミン、そしてミネラルが豊富に含まれているので食物繊維が不足していることで便秘になってしまった方には間違いなく効果があるでしょう。それ以外にもラウリン酸という面白いものが含まれており、この作用も大きいのでしょう。
これは、もともと母乳に多く含まれているもので赤ちゃんの免疫力を向上させる作用があるのですが、細胞の活性化作用があり腸の動きも活発になりやすくなって便が出やすくなるのです。また、食品添加物を摂取しすぎな方は腸内の絨毛(じゅうもう)にくっついて剥がれなくなり消化効率が下がってしまうことがあるのですが、ココナッツオイルには食品添加物を除去する作用があるので腸内環境を整えてくれるのです。
また、無茶なダイエットをしている人は便秘になる確率が高いのですが、ココナッツオイルには中鎖脂肪酸が含有されているため、体内に蓄積しないで脂肪として体につかないで基礎代謝を向上させることができ、胃腸の働きを促してくれるのでそちらの面でも効果があると言えます。
これら3つの作用を考えた結果、便秘には相当効果がある代物だと判断できるでしょう。
ココナッツオイルの摂取方法と便秘解消にかかる期間
ココナッツオイルの1日の摂取量はだいたい大さじ2杯(30ml)程度が適量と言われております。摂取のタイミングは好きな時と言われていますが、細かい指定は無いようです。ただし、推奨している方々のやり方が食事と一緒に摂取しているので、間違いない方法は食事と合わせて摂取することでしょう。
ココナッツオイルを大さじ1杯口に含み、15分程度程うがいするというオイル・プリングというやり方もありますが、普通に摂取するならばココアやコーヒーなどの飲み物に混ぜて摂取すればいいでしょう。温かい飲み物ならすぐに溶けるので問題なく摂取できます。簡単にできることなので、気軽に続けることができます。面倒だと効果があったとしても続けにくいのでこれはありがたいと言えます。中にはお米と一緒に炊くという方法もありましたが、アレンジの仕方は自由なのでしょう。ココナッツオイルは熱に強いためアレンジの仕方はかなりあるはずです。お好みの使い方を探しましょう。
また、便秘解消として使うならば1週間は継続して食べていくようにしてください。食べ過ぎは逆に下痢や腹痛を引き起こす可能性があるのでNGです。
便秘に効果があるココナッツオイルは?
ココナッツオイルにはココナッツオイルとヴァージンココナッツオイルとエキストラヴァージンココナッツオイルがあります。しかし、日本では販売には表記規制がないのでエキストラという名前が付いたからと言ってヴァージンココナッツオイルとほとんど差が無いことがあるので要注意です。基本的にはエキストラヴァージンココナッツオイルはヴァージンココナッツオイルよりも質が高く金額が高いものなのですが、日本においてはその定義が当てはまらないことがあるということを理解しておきましょう。
それらを踏まえた上で、購入するのにお勧めなものはヴァージンココナッツオイルになります。ココナッツオイルは高温精製や漂白工程が製造工程で含まれていることが多く本来あるココナッツオイルの働きができないことがあるためです。逆にヴァージンココナッツオイルはココナッツオイルに比べると添加物が入っておらずそのような工程をふまないので効果的と言えます。もっと厳選したいならばオーガニックと書いてあるものを選ぶのがいいでしょう。
「ココナッツオイルは便秘に効果あり?」のまとめ
ココナッツオイルは便秘解消に非常に効果がありますが、品質によって大きな差があるので商品選びは慎重に行いましょう。購入前に成分などをきちんと確認することが大切です。