緑茶

[監修済] 緑茶を飲んで血糖値の上昇を抑える

緑茶は日本を代表する飲み物です。コンビニなどでは様々な種類の緑茶を買う事ができ、パックや粉末になっていて、茶葉を用意しなくてもお湯を注ぐだけでアツアツの緑茶を楽しめるような物もわたし達の生活には当たり前になってきています。この緑茶が血糖値が気になる方々から注目を集めているのをご存知でしょうか。中年以上になると血糖値が気になる方も多いと思いますので、まずは簡単に緑茶が血糖値を下げる事についての情報をご紹介します。

緑茶は血糖値を下げてくれる飲み物です

緑茶には血糖値を緩やかに下げてくれる効果があります。血糖値を下げる食べ物は他にも沢山ありますが、その効果や摂取しやすさなどから緑茶をすすめる医師は後を絶ちません。1日に緑茶を6杯以上飲む人と普段から緑茶をあまり飲まない人を比較した所によりと、緑茶をほとんど飲まないという方と比較して1日に6杯以上飲む方は、約30パーセントから40パーセントほど2型糖尿病を発症する確率が割低くなることが研究の結果あきらかになりました。なぜここまで大きな成果を緑茶が上げる事ができたのかは研究中とのことですが、緑茶に多く含まれるポリフェノールの一種のカテキンの殺菌作用が大きな力を発揮したのだと考えられています。

緑茶に含まれるカテキンの効果

カテキンには、強烈な殺菌作用の他に、唾液やすい液などに多く含まれている消化酵素の働きを抑制してくれる効果があります。普段でしたら胃の中に入った食べ物はすぐに消化されるべく動くのですが、カテキンの効果によって、胃の中で消化するまでの時間をゆったりとしてくれます。このカテキンの効果によって、血糖値が急激に上がってしまうのを防いでくれます。

内臓脂肪が多い方の場合には、インスリンの効き目を下げられてしまうアディポネクチンなどを分泌する働きが活発になっております。その為、しっかりと消化しないまま体内に取り込んでしまいますので、体内に脂肪を吸収するスピードが一般の方よりも早くなってしまいます。しかし、緑茶と一緒に食事をする事によって、体内に脂肪が吸収されるスピードを緩やかにする事ができますので、肥満になりにくい身体を作ったり、既に肥満の方の症状を改善する効果も期待できます。肥満の症状が改善されていけば、インスリンの効き目自体も徐々に強くなっていきますので、太りにくい状況にする事ができますし、血糖値のコントロールも容易になります。

緑茶の注意点

緑茶は健康食品として人気があります。各メーカーも脂肪の燃焼効果に着目したアイテムを販売するなど、緑茶はかなりブームになって来ております。しかし、緑茶はメリットだけでなく、デメリットも存在しますので、緑茶を飲む時には事前にしっかりと理解しておく事が重要になります。

緑茶に多く含まれるカテキンには、肥満の予防や症状の改善が期待できますが、緑茶を飲んでいるだけでみるみる痩せていくような事はありません。普段の食生活にプラスアルファとしての役割になりますので、食生活を改善するのが大前提になります。また、カテキンは飲みすぎてしまうと腸や胃に負担がかかってしまう場合があります。特に胃腸が弱い方は、緑茶を一度に大量に飲んでしまうと下痢になってしまったり、腹痛を起こしてしまう可能性もあります。特に冷たいお茶を一度に飲むとお腹を壊しやすいので、徐々に飲む量を見極めて行く事が重要になります。

緑茶はカロリーがゼロです

緑茶が血糖値の上昇をおさえてくれる効果はもちろんの事、緑茶事態にカロリーが無いという事が、糖尿病などで苦しんでいる方にとって嬉しいと言えます。例えば普段からミルクや砂糖の入ったコーヒーや紅茶を飲んでいたり、炭酸飲料などのジュースを多く飲んでいる方が、その飲む量を緑茶に代えるだけでかなりのカロリーオフになります。それを一年などの長いスパンで繰り返す事ができるようになれば、内臓脂肪を付きにくくするのと同時にダイエットにも成功します。血糖値は肥満と大きなかかわりがありますので、緑茶を普段から適度に摂取することができるような環境を造り上げる事はとても魅力的な事になります。食事の時にもあたたかい緑茶を一緒に飲む事によって、脂肪の吸収を抑える効果もありますのでおすすめです。

「緑茶を飲んで血糖値の上昇を抑える」のまとめ

緑茶は、血糖値の上昇をおさえてくれる効果のある飲み物です。他にもダイエットや美容に必要な栄養素が沢山つまっている人気の飲み物になっておりますので普段からあまり緑茶を飲まないという方は、これからは意識して緑茶を楽しむようにしてください。緑茶はそれ自体にそこまで強烈な力はありません。その為、即効性をもとめるのではなく、長いスパンで考えながら緑茶を楽しむようにしてください。成果は徐々に表れてきますので、血糖値の改善を求めるのであれば、他のサプリメントなども併用しながら治療する事が近道になります。

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