最近若い女性だけでなく、ご年輩の方にも広く愛用されている明日葉はその豊富な栄養素をふんだんに含んでいる超栄養食品です。日本では野菜の王様とも言われるほど別格な存在の明日葉は、多くの医療関係者からの注目度も高く、サプリメントや青汁などとして販売されております。明日葉は免疫力を強化する効果も期待できるなど、栄養バランスの偏りがちな日本人にとってなくてはならない存在なのです。
明日葉で免疫力の強化
明日葉には疲労回復に効果的なビタミンB1が豊富に含まれていたり、新陳代謝をサポートし、皮膚や粘膜を健康な状態に維持し、成長させてくれるビタミンB2などが含まれております。さらに明日葉には、抗酸化ビタミンと言われているビタミンCやビタミンEが豊富に含まれております。その為、人体に悪影響を与える活性酸素が出来にくくなったり、酸化するのを抑制する効果があります。明日葉を摂取していると皮膚や血管の老化を防いでくれますので、動脈硬化などを予防しながら免疫力を高めてくれます。
明日葉の豊富な栄養素
明日葉には20種類のビタミンやミネラルなどが豊富に含まれております。特に貧血に強い効果があるビタミンB12は、貧血がちな女性には嬉しい栄養素だと言えます。このビタミンB12というのは、しじみや牛レバー、あかがいなどに含まれている栄養素で、一般的な植物には含まれておりません。植物では明日葉が唯一含んでいます。
また、他の野菜と比べて明日葉は豊富な食物繊維とリン、ナトリウム、ビタミン2、カルシウム、鉄分、カリウム、カロチン、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンCなども豊富で、複数の野菜を取らなくても明日葉で十分におおよその栄養素を賄う事が出来てしまいます。
明日葉の免疫力アップの秘密
明日葉にはカルコンが豊富に含まれております。カルコンは抗酸化作用のある栄養素で、活性酸素や酸化を抑えながら、ダメージを受けた細胞を優しくサポートしながら修復してくれる効能があります。カルコンによって抗菌作用や抗アレルギー作用などもありますので、健康に生活したい方にとって、かなりありがたい栄養素になっております。また明日葉にはクマリンも含まれております。このクマリンは、カルコンと同様に抗酸化作用をもっているので免疫力を高めてくれます。また、クマリンには血液を固まりにくくする事で血流を促進する効能があります。クマリンによって血栓の生成を防ぎ、脳梗塞や心筋梗塞の予防をしてくれます。
明日葉の主な栄養素
明日葉には豊富な栄養素がいくつも含まれております。明日葉に含まれているβ-カロテンには、免疫力を高める効能の他に、動脈硬化などの成人病の発生を抑制する効果があると言われております。またβ-カロテンには、体内で過剰摂取したビタミンを過剰に取り込まない効能があったり、体内に吸収される時にビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を強くする効果がありますので、外気が厳しいシーズンなどに肌を若々しく維持する事ができるようになります。
また明日葉にはビタミンも豊富で、疲労回復に役に立つビタミンB1であったり、炭水化物、脂質、タンパク質を体内でエネルギーに変換する役割のあるビタミンB2、水溶性のビタミンとして知られているナイアシンは粘膜や皮膚を健康にしてくれながら、脳神経を正常にする効果があります。他にも動脈硬化を予防しストレスを軽減してくれるパントテン酸、筋肉や血液など人体を形成するのにとても重要な役割のあるビタミンB6、細胞を生まれ変わらせたり、赤血球を作り出すのに必要な葉酸、骨を形成してくれたり、出血した時に血が止まりやすくなるビタミンK、歯や骨などを作り出すカルシウムやリン、赤血球を構成し貧血の予防になる鉄、エネルギーを作り出す際に必用な酸素の働きをサポートするマグネシウム、不要な塩分などを体外に排出する手助けをしてくれるカリウムなどがふくまれております。
明日葉の種類
明日葉は産地によって栄養素や味がことなります。明日葉で島おこしをしている事でも知られている八丈島では、八丈島より本土に近い島に自生している背が低く茎や葉に赤みを帯びているのが特徴な赤茎系の明日葉は、人間だけではなく家畜のえさにもしています。八丈島や青ヶ島あたりで取れる明日葉は葉っぱや茎が鮮やかな緑色をしている青茎系と呼ばれていて、味も苦味が少ないので食用に最適です。基本的にこの青茎系の明日葉を多く摂取しているようになっております。
「明日葉は免疫力も向上させます」のまとめ
明日葉には、他の野菜ではカバーする事ができない豊富な栄養素をふんだんに含んでおります。忙しい方であったり、外食が多くて栄養バランスが崩れがちな方には明日葉は強い味方になってくれます。最近では、明日葉の栄養素がふんだんに含まれているサプリメントなども人気となっており、かなりリーズナブルな価格で気軽に摂取する事ができるようになっておりますので、気になる方は是非チェックしてください。
