フコキサンチン

[監修済] フコキサンチン食品の効果的な摂り方と効能

フコキサンチンは、非プロビタミンA類のカロテノイドの一つであり、褐色の色を持つのがその特徴です。海藻類やそれを摂取するものに多く含まれている成分で、近年この成分の中に優れた効能がある事がわかってきました。

フコキサンチンとはいったい何?

フコキサンチンはカロテノイドの一つですが、アルコールに溶けにくい性質を持つ、キサントフィル類に属している成分です。海藻類では褐藻にだけ含まれている成分ですが、この海藻を食べるカキやホヤなどにも含まれており、果物にもこれを含む食材があります。体内で消化される事で血液中では、フコキサンチノールとして、優れた抗酸化力を発揮している事がわかり、現在研究者の間でも盛んに研究がなされている成分のひとつと言えるでしょう。

1914年に発見されて以来、優れた効能が色々と見つかっており、その効能の多さに注目がなされていますが、現在でも自然の食材による生産方法しか確立されておらず、また含まれている含有量の少なさから、その生産供給源がほぼ海藻だけという事もネックとなっています。また問題点として挙げられるのが、こうした成分を取り扱っているサプリメントや健康食品の表示問題です。ご存知の通りどのような成分でも、成分の含有量を示していないと、どれくらい摂っているのか消費者にもわからないという事があり、こうした表示のされているものを選ばなければなりません。

フコキサンチンの効能

食品中に含まれているカロテノイドが、抗酸化作用を持つ事は健康にお気遣いの方はよくご存知と思いますが、このフコキサンチンは、他のカロテノイドに比べて強い抗酸化力は持つ事が知られています。他の成分より強い効果を示すという事は、少量でも同じ効果が得られるという事で、利用する方にも非常に便利なことと言えます。この抗酸化作用には大きな期待が寄せられており、生活習慣病の予防になると共にや活性酸素から身を守ってくれる作用が強く、老化の原因となる体の酸化を防いでくれるのです。

脂肪燃焼作用も明らかにされており、メタボリックシンドロームの予防や改善に、大きな期待が寄せられている成分です。脂肪には人間が体内で消化しきれずにため込むものと、体に必要な脂肪として蓄えられているものとがありますが、これら脂肪細胞には白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞の2種類に分ける事ができます。このうち、エネルギーに使用できずに体内に溜められていくものが、白色脂肪細胞と呼ばれるもので、これがメタボの原因となっています。フコキサンチンはこの白色脂肪細胞だけを溶かしてくれるのです。

フコキサンチンの利用

フコキサンチンには、優れた抗酸化作用がありますので、健康維持に寄与してくれるだけではなく、健康体に引き戻してくれる効能が期待できます。最新の研究では、血糖値の増大に関わっているとされている、脂肪細胞が分泌するホルモンの一種の、「アディポサイトカイン」の抑制効果がある事がわかってきました。糖の代謝を促進してくれますので、急激な血糖値の上昇を抑えてくれると同時に、この血糖値の抑制効果は糖尿病に対して、優れた予防効果が示されています。

特に副作用などはありませんので安全に利用できる事でしょう。また薬とは違いますので、日常的に摂取すると事で健康維持に繋がってきます。特に、若さを維持して老化を防ぎたい方や、メタボリックでお悩みの方や美容やダイエットによる体調維持を行なっている方にはお勧めと言えるでしょう。また加齢とともに、血糖値は自然上昇する傾向もありますので、肥満を防ぎたい方以外にも糖尿病を予防したい方にも、ぜひ摂取して貰いたい成分のひとつです。最近はサプリメントでも販売されていますので、手軽に服用可能です。

フコキサンチン食品の摂り方

フコキサンチン食品は、褐色海藻を始めとする海藻類に多く含まれています。摂り方にもコツがあり、乾燥品と生の海藻ではその食品成分の含有量も、違ったものになって来る事を覚えておきましょう。基本的に乾燥したものでは、生のものよりフコキサンチンが少ないので、効果的な摂り方としては、なるべく新鮮な生のものを取り込む事が重要なカギと言えます。褐藻のうち生食できるものは、若布やヒジキ、アラメやホンダワラといったところですが、この中で多く含んでいるものは若布とアラメです。

フコキサンチンは熱にも強くどのような料理でも対応可能ですが、褐色海藻類にはもう一つの重要な成分であるフコイダンを含んでいますので、有効利用するには出汁として同時に摂取したいものです。若布はさっとお湯にくぐらせ、色だしする事で鮮やかな緑色を発色します。えぐみの強いものがありますので、こうしたものは水に晒す事で取り除く事ができます。もう一つの海藻であるアラメですが、苦味が美味しい海藻で、刻んでそのままみそ汁に入れるか、刻んでお湯にさっとくぐらせるだけで、凄い粘りがありポン酢が良く合います。

「フコキサンチン食品の効果的な摂り方と効能」のまとめ

フコキサンチンは、食品中にはさほど含まれておらず、有効な摂り方としては日常で海藻類を取り、足りない分をサプリメントで補助するという摂取の仕方が、現在のところ有効な方法と言えるでしょう。

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