[監修済] 体内のコレステロール値が上がる原因について

コレステロール

[監修済] 体内のコレステロール値が上がる原因について

コレステロールは体に必要なものではありますが、もちろん一定の値以上になってしまうのは健康面で決していいことではありません。一般的にコレステロール値が基準値よりも高くなってしまうのは、遺伝的な要因による場合と、食事や生活スタイルが原因の場合と何らかの病気が関係していることが考えられます。特に食事や生活スタイルによってコレステロールが基準値よりも高くなってしまうという例は非常に多くなっています。このサイトではコレステロールが基準値を上回ることがないような生活習慣について紹介していきます。

コレステロールが上がる生活習慣とは

コレステロールが上がる生活習慣とは、食事を食べすぎてしまうことがあります。またアルコールを摂りすぎてしまうのも原因になります。煙草やストレス更には、コレステロールを含む食品を頻繁に摂取することも原因になってしまいます。またコレステロールの排出の妨げになってしまうと考えられる、食物繊維の体内での不足も原因になります。そして、体を動かさないでいることもコレステロール値を上げてしまうことにつながります。

高コレステロールの過剰摂取はもちろん体内のコレステロール値を上げてしまう原因になるのは言うまでもありませんが、多くの人がコレステロールの値には敏感になっていますので、意外とこれを行ってしまうことはありません。しかしながら、高コレステロールではない食品を食べすぎてしまっても同様にコレステロール値の上昇が起きてしまいますので注意が必要になります。我々の体の中では必要に応じてコレステロールが合成されています。しかしながら、食べ過ぎてしまうと体の中に多くのエネルギーが作られてしまって、そのエネルギーによって体の中に必要以上のコレステロールが作られてしまいますので、コレステロール値の上昇を招いてしまうことになります。

動物性の脂肪やお菓子などの甘いものはエネルギー源になりますので、コレステロール値を上げてしまう結果を招いてしまいます。

肥満に注意

食事もさることながら肥満にも注意が必要です。肥満によって体の中に中性脂肪が多量に蓄積されてしまうと、インスリンの働きが低下してしまいます。結果として更に中性脂肪が増えてしまうことになります。どんどん肥満が進行してしまうようになります。中性脂肪の蓄積と比例するように体内のコレステロール値が上がることになります。肥満にならないような生活習慣をいつも心がけていくようにすることが必要です。

お酒の飲みすぎ、喫煙も原因になります

アルコールを摂取するとアルコールを分解することに肝臓がその機能をはたしてしまいますので、肝臓のその他の機能が低下することになってしまいます。肝機能の相対的な低下は一般に中性脂肪とコレステロールの蓄積を招くことになってしまいます。お酒は百薬の超と言われていますので、体にとっては良いものであるのは言うまでもありませんが、量をわきまえておかないとコレステロールの蓄積を招いてしまうことにつながってしまいます。

煙草による健康悪化は様々な側面で指摘されていますが、コレステロール値の上昇においても例外ではありません。煙草に多く含まれているニコチンは中性脂肪の体内での合成を増やしてしまうという効果が報告されています。結果として体内のコレステロール値が喫煙によって増加することになります。

ストレスフリーの生活

ストレスのない生活もコレステロールの蓄積の防止には大きな効果があります。体に強いストレスがかかってしまうと交感神経の働きが活発になり、副腎皮質ホルモンの量が増えることになります。副腎皮質ホルモンの作用によって、血液内の遊離脂肪酸の量が増えて最終的にコレステロール値が増加してしまうことになります。

副腎皮質ホルモンには、血管を固くする作用がありますので、血液の流れが悪くなったり脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まることも起こってしまいます。

運動不足

運動不足が原因となり体内のコレステロール値は上昇してしまいます。コレステロール値が気になるので運動をしようとしても、一体どんな運動をすればいいのか悩むかもしれませんが、基本的に体を動かす習慣がほとんどなくなってしまうと、コレステロール値が上がることになりますので、毎日少しでも歩くようにするとか、エスカレーターではなくて階段を使うようにするといったような生活習慣の改善が運動不足の解消につながります。急に激しい運動をしても長続きしません。継続的に体を動かしていくことが必要になります。

「体内のコレステロール値が上がる原因について」のまとめ

コレステロールの体内での異常な蓄積は生活習慣病のリスクを高めてしまうものです。しかしながら、コレステロールの体内での上昇は日ごろの生活習慣を改善するだけで比較的簡単に防止することができるものです。食べ過ぎない、飲みすぎない、ストレスをためない、体を動かすということは誰でもが出来ることです。そして誰もが生活習慣病を予防することが可能なのです。