カフェイン

カフェインの認知症予防効果!【手軽に無理なくできるんです】

カフェインには様々な健康効果が期待できます。いくつかの効果は臨床試験や実験で実証されており、病気予防や民間療法にも取り入れられています。カフェインは脳を覚醒させる作用があるので、眠気覚ましにも活用できます。この作用は認知症予防にも効果が期待されています。カフェインがどのように認知症予防に役立つのかを紹介します。

カフェインに期待できる認知症予防効果

カフェインにはいろいろな効能が期待されていますが、認知機能の向上認知症予防にも役立つ事がわかっていています。眠い時にカフェインを多く含むコーヒー濃いお茶を飲むと、頭がスッキリします。これはカフェインの脳を覚醒させる作用と、脳細胞を活性化させる作用のおかげです。

ただ、何度も睡魔に襲われるような場合はカフェインの力をもってしても限界がありますので、思い切って10分から15分くらい仮眠を取ってしまいましょう。

カフェインが持つ脳を活性化させる働きは、物忘れ対策にも役立っています。認知症は自分の意思とは関係なく、脳の神経細胞が著しく活動を低下させたり、神経細胞が死滅する事で記憶障害が起こったります。認知症にもいくつか種類はありますが、記憶曖昧になり物事が判断できなくなるのは共通しています。

カフェインには、認知症の原因となる物質を減少させ、認知症の症状を軽減させたり予防したりする事が分かっています。ただし一般的なカフェインの摂取量とは違うので必要量を覚えておく事が大切です。

認知症予防に役立つカフェインの量は?

一般的な健康効果を期待してカフェインを摂取する場合は、1日に300mgから400mgが目安とされています。

飲み物それぞれ100mlあたり

  • ドリップコーヒー約50mg
  • 玉露160mg
  • 緑茶20mg
  • 抹茶で30mg

のカフェインが含まれています。ティーカップ1杯はだいたい200ml前後ですから、1杯飲むと約2倍のカフェインを摂取できる計算です。マグカップで飲む場合は1杯あたり250ml前後ですから、さらに多くなります。

認知症予防に効果的なカフェイン量は1日に500mgが目安となっています。通常よりも少し多めに設定されていますが、コーヒーやお茶が好きな方ならばきついと感じる事はありません。今まで習慣になっているのであればそれを続けていけば良いので意外と手軽です。毎日コーヒーやお茶を飲む習慣がある場合は、意識しなくても認知症予防ができているという事になります。

ただし1日に500mgのカフェインを摂取していれば、絶対認知症にならないというわけではありません。あくまでも予防効果が期待できるという事です。

カフェインにはこんな効能も!⇒カフェイン摂取で脂肪燃焼!

コーヒーにはこんなうれしい効能も!⇒カフェ酸の効能と効果!

コーヒーやお茶が嫌いな時の摂取法

日頃からコーヒーやお茶を飲む習慣がある方は、特に意識しなくても自然に認知症予防ができています。しかしカフェインは過剰摂取のリスクもあるので、少し飲みすぎている場合は、量を調整します。1日500mgを目安にしているのであれば、飲みたいのに飲めずにイライラする事もないでしょう。

コーヒーにもいろいろ種類がありますが、缶コーヒーの場合は砂糖の量にも注意してください。メーカーや種類によっても違いますが、缶コーヒーには思ったよりも多くの砂糖が入っているので、砂糖の摂り過ぎも注意しておきます。可能なら砂糖が入っていないブラックや、買うよりも自宅で香りを楽しみながら飲むコーヒーもおすすめです。

コーヒーやお茶をほとんど飲まないという場合は、サプリメントでも摂取できます。ただしサプリメントは吸収率が高いので、1日の目安はサプリメントのパッケージに書いてある目安を優先してください。

カフェインの過剰摂取に注意!

カフェインは適量ならば認知症予防効果が期待できます。しかし認知症予防をしたいからと、たくさんコーヒーを飲むと過剰摂取による副作用が出る事があります。カフェインには利尿作用があります。1日に何杯もコーヒーやお茶を飲むと、トイレの回数が増えます。これはカフェインの利尿作用によるものなので、飲みすぎるとむくみや冷え症を悪化させてしまいます。

夜にカフェインを摂取すると眠れなくなるので、睡眠の質が低下します。睡眠不足は脳にも体にも負担をかけますので、摂取する時間帯も工夫が必要です。

コーヒーには豊富なカフェインが含まれていますし、毎食後1杯ずつなら飲んでも問題ありません。過剰摂取にならないちょうどいい量ですが、缶コーヒーを飲む時は注意が必要です。

仮に1日3本の缶コーヒーを飲むとして、砂糖入りを選ぶと、カフェインの量はクリアできますが、砂糖の摂り過ぎという問題が出てきます。砂糖の摂り過ぎは糖尿病のリスクを高めます。糖尿病になると認知症のリスクが高まるという統計もありますので、砂糖を入れずに飲むか、缶コーヒーは辞めて自宅で淹れたコーヒーを飲むなど改善が必要です。

カフェインの摂りすぎに注意!⇒カフェインの過剰摂取のリスクと対策 カフェインと冷え性の関係 カフェインの過剰摂取はむくみの原因?          

カフェインの認知症予防効果!【手軽に無理なくできるんです】のまとめ

カフェインは脳を覚醒させる作用や、脳を活性化させる作用があります。脳の衰えにより認知症を発症する事がありますが、カフェインには認知症の原因となる物質を減少させる効果がある事も確認されています。カフェインを多く含むコーヒーや濃い目のお茶は認知症予防効果も期待できます。

関連記事

  1. 〇 × カフェインの過剰摂取はむくみの原因?【摂りすぎに注意】
  2. カフェインの過剰摂取のリスクと対策【摂りすぎに注意】
  3. マテ(マテ茶)で認知機能の改善!【豊富な栄養成分がその秘密】
  4. 〇 × カフェインと冷え性の関係【摂りすぎに注意】
  5. カフェイン摂取で脂肪燃焼!【ダイエットのお供に】

ピックアップ記事

カテゴリー

PAGE TOP