ゼラニウムは、南アフリカ原産のハーブでありバラのような香りがします。アロマテラピーに利用されており、ストレスなどを解消する効果があります。ほかにもゼラニウムはホルモン分泌のバランスを整えたりむくみやセルライドをとるのに寄与するなど、女性の心と身体にうれしい作用がありますが、この効果をよりダイレクトに味わうために食品として摂取できるかどうか、その摂り方についても知っておくとよいでしょう。
ゼラニウムは食品から摂れるの?その摂り方について
ゼラニウムは、月経痛やPMS、更年期障害のような女性ならではの疾患を改善したり、身体のむくみを排出したりセルライトの除去にも役立ちます。そして、血行を促進し、毒素を排出するため美肌にもつながる優れたものです。ゼラニウムとは、南アフリカ原産のハーブですが、アロマとして楽しむのが一般的です。入浴剤やバスソルトにも使われていたり、コンディショナーとして使用されたりとその使用の幅は広いです。あまり食品としては好まれないゼラニウムですが、他のハーブティーと同じようにハーブとして楽しむことができますし、フラワーウォーターとして輸入されることもあります。
ゼラニウムの食品としての摂り方とは?
ゼラニウムは精油として使われていますが、食品用に処理され輸入されることもあります。そのようなゼラニウムは、バラのような良い香りがありますので、食品として使われることもあります。たとえば、コーヒーやお茶、清涼飲料水の香りづけに使用したり、ケーキなどを作るときに、焼き菓子にしみこませたりするといった使い方です。ゼラニウムはバラと似たような香りがしますので、焼き菓子に使用するとよい香りがします。さらには、ローズゼラニウムやレモンゼラニウムの花は、デザートの飾りやサラダに散らすこともできます。最近ではゼラニウムをハーブとして自宅で栽培をすることもできますので、栽培したゼラニウムを料理に使用することもできます。
ゼラニウムはハーブディーで楽しむこともできます
ゼラニウムは他のハーブと同じように、ハーブティーとしても楽しむことができます。気持ちをリラックスさせたいときには最適です。バラのような気品の良い香りがしますので、ハーブが苦手な人でも楽しめる香りです。ゼラニウムをハーブティーとして楽しむのであれば、それシングルではなく香りづけとしてほかのハーブとのブレンドでいただくことをおすすめします。パッションフラワーやメリッサなどといったハーブとともに混ぜるとそのブレンドを味わうことができます。ハーブティーを味わうことで、ストレスを感じにくくしたり不眠を解消したりすることができます。
ゼラニウムをもっと楽しむには
ゼラニウムには、いろいろな種類があります。そのため、ハーブティーとして味わうにしろ、アロマテラピーをするにしろ、その豊富な種類で楽しむことができます。たとえば、ローズゼラニウムやレモンゼラニウムは見た目も美しいので、花びらをハーブティーに浮かべたりして楽しむことができます。色も種類もそれぞれですので、観賞用として人気のあるものもあります。ゼラニウムの花の色は、濃いピンクが多いのですが、紅や白っぽいものまでありますし、花びらの大きな大輪のものや小さな花が数多く咲くものまであるからです。そして、香りも多彩で、バラの香りのローズゼラニウムのほか、パイナップルやミント、アップル、オレンジなどいろいろな香りのするものがあります。ですので、観賞やオイルとしてだけでなく、食べたり飲んだりして楽しむことができます。
ゼラニウムの摂り方の注意点とは
ゼラニウムを食すには、ハーブティーやお菓子などへ入れて香りづけをするのが一般的です。なかでも、もっともポピュラーなたしなみ方としてハーブティーが挙げられます。ゼラニウムの効能である、心を落ち着かせたり、ストレスを軽減したり、むくみを軽減したりなどといったゼラニウムの効能がそのまま味わえるという特徴があります。そのなかで効率的な摂り方としては、他のハーブなどと合わせていただくことでより多くの効能が期待できます。しかしながら、妊婦にはおすすめできないハーブなどもありますし、組み合わせの悪いものもありますので、持病や妊娠中の人は、医療機関などに相談するとよいでしょう。そして、ゼラニウムを購入する際は、添加物などがあまり入っていないものにしましょう。
「ゼラニウムを食品として摂取するならその摂り方は?」のまとめ
ゼラニウムは、南アフリカ原産のハーブですがホルモンバランスを整えてくれたり、皮脂の分泌バランスを整えるなど、心身の健康だけでなく美肌にもよい効能が期待されるハーブです。バラのような良い香りがしますので、アロマオイルとして利用されています。ゼラニウムを食品としてとる摂り方であれば、ハーブティーが一般的ですが、お菓子に入れたりきれいな花びらをサラダの飾りつけなどに使用するとよいでしょう。