[監修済] コメヌカエキスとはいったい何？

コメヌカエキス

[監修済] コメヌカエキスとはいったい何？

最近話題になっているエキスに、コメヌカエキスというものがありますが、どのような効果があるのかを知らない人も多いのではないでしょうか。そこで、今回はこのコメヌカエキスとは何か、どのような効果があるのかを紹介します。

コメヌカエキスとは何なのか？

コメヌカエキスは名前から何となく予想できた方もいると思いますが、いわゆる玄米を精米するときに得られる種皮や米ぬかから抽出されるエキスになっています。米は今も昔も日本人の主食となっている食べ物なのでどこでも作ることが可能なエキスとなっていますが、このエキスには色んな成分が含まれているので効果的であるとされて育毛剤・化粧水・乳液・クリームといった各方面で使われるようになりました。

ちなみに、この米ぬかを利用したものにペット用のサプリメントもあります。いろんな業界においても注目されているのがコメヌカエキスということなのです。これらには良い成分が大量に含まれているので、その効果を考えるといろんなところに活かすことができるということなのでしょう。

コメヌカエキスの成分や成分はどうなっている？

コメヌカエキスに含まれる成分はビタミンB群・ビタミンE・アミノ酸・フェルラ酸・γ-オリザノールといったものが含まれ、米ぬかにもビタミンやミネラル、そして酵素が大量に含まれています。実際に米ぬかには現代人にとって必要なビタミンを摂取できると注目されていたので、そのエキスが注目されるのも当然だったのでしょう。

ここで特に注目されるのがγ-オリザノールになります。このγ-オリザノールはコメ胚芽や米ぬかに多く、優れた抗酸化力があり血行促進作用や悪玉コレステロールを減らす作用があるのです。その作用から医薬品として使われていたほどです。他にも酸化防止剤として食品添加物にも認可されているようです。さらには皮膚の乾燥を防ぐ作用や肌荒れ防止作用があると言われているので、様々な分野で活躍する成分となっています。実際にこの成分を利用したサプリメントも取り扱われているのです。

次に注目されるのがフェルラ酸でしょう。このフェルラ酸もポリフェノールの一種で抗酸化作用や紫外線吸収作用があるため医薬品・食品・化粧品の原料として使われることが多いものとなっています。実際の使われ方の例としてグリーンピースの色調保持やバナナの黒変防止といったものに用いられているようです。

コメヌカエキスを利用した商品の効果は？

コメヌカエキスにはいろんな栄養素が含まれているのでいろんな効果が期待されています。具体的には血行促進作用・抗酸化作用・皮膚細胞活性化作用・保湿作用・紫外線防御作用などなど、本当に豊富です。

実際にこれらの保湿効果や紫外線防止効果、そして血行促進効果といったものに期待して化粧品が作られたり、育毛剤のような形に使われているのです。育毛剤の場合大切なことが血行促進で、乾燥しているならば保湿も重要な要素なので効果ありといったところなのでしょう。

また、米ぬか自体にエモリエント効果の高いオイルが含まれているので肌の保護作用がすごいと言われています。このエモリエントとは皮膚からの水分がなくなるのを防いでしっとりとした潤っている肌を保持し皮膚を柔軟にする皮膚生理作用で、この効果があるものをエモリエント効果があるという表現が使われるようです。要するに皮膚の表面でうるおいを守ってくれる皮脂になる作用が強いということで、保湿効果がすごいと思っていただければいいでしょう。皮膚の柔軟性も保たれるので柔らかくしっとりとした肌を目指したい方にはうってつけとなっています。

ただし、これらの商品を選ぶ際には注意点もあるので効果のみに注目するのは危険です。必ず評価や口コミを確認して、信用できるものなのかを確認してから購入するようにしてください。