[監修済] 基底膜に存在する肌の弾力を左右するIV型コラーゲン

IV型コラーゲン

[監修済] 基底膜に存在する肌の弾力を左右するIV型コラーゲン

IV型コラーゲンは肌の層の中でも基底膜に多く存在しているコラーゲンです。肌の弾力性やハリに大きく関与している成分です。この成分の必要性と摂取方法はどういったものなのでしょうか。

IV型コラーゲンは肌の弾力性維持に必要

IV型コラーゲンは肌の基底膜に存在しているコラーゲンです。様々あるコラーゲンの中でも基底膜に存在するという特徴を持っています。このコラーゲンは真皮から表皮に栄養を送る役割を持っており、それが滞ると肌の弾力性が失われ、またハリがなくなっていってしまいます。IV型コラーゲンは加齢によって徐々に減少をしていきますが、それによって徐々にたるみが起こり、老けた印象を与えてしまいます。最近になって老けたと感じられる方はIV型コラーゲンが減少をしているのかもしれません。

肌の弾力性が失われていくことで徐々に肌の老化が進行をしていきます。そのため年齢を重ねていくにつれて減少をしていくIV型コラーゲンを取り入れていく必要があります。肌の弾力性を維持していくためにはIV型コラーゲンを体に取り入れていくことが重要になってきます。

IV型コラーゲンの減少で様々な肌トラブルを引き起こす

加齢によって徐々にIV型コラーゲンが減少をしていくと肌の弾力性が失われていきますが、それ以外にも多くの肌トラブルを引き起こしてしまいます。まず肌のターンオーバーが乱れていくようになります。IV型コラーゲンは真皮から表皮に栄養を届ける役割を持っていますが、IV型コラーゲンの減少によってこれが滞るようになるとターンオーバーが乱れて正しい周期で肌が作られなくなってしまいます。また28日周期で肌が作られ、不要になった角質は自然とはがれ落ちてしまいますが、これがきちんと行われなくなるので肌がくすんでしまいます。

IV型コラーゲンの減少によってシミやくすみが起こってきます。これらの症状は肌の美しさを失わせ、老けた印象を抱かせる原因にもなってしまいます。肌の弾力性が失われるのと同時にこれらの肌トラブルが重なると肌の状態が悪くなっていってしまいます。

肌のターンオーバーを整えていく、またシミやくすみを防止するためには加齢によるIV型コラーゲンの減少を食い止めることが必要になります。IV型コラーゲンを外から補給していくことも場合によっては必要になります。

IV型コラーゲンは食事で補っていく

肌の美しさを維持し、トラブルの心配がなく若々しい印象を抱かせるためにはIV型コラーゲンを補給していくことが必要です。特に年齢を重ねていっている方は特に意識してIV型コラーゲンを摂ることが必要です。まずIV型コラーゲンの摂取方法としては食事から取り入れていく方法が欠かせません。毎日の食事は単におなかを満たすためだけではなく、体にとって必要な栄養素を補っていくという目的も持っているのです。

IV型コラーゲンが多く含まれている食品として手羽先や牛筋、ふかひれなどが挙げられます。これらの食品など、IV型コラーゲンを多く含む食品を毎日の食生活の中に積極的に取り入れていくことできちんとIV型コラーゲンを補給していくことができます。

毎日の食事の中のどこかにIV型コラーゲンを多く含む食品を入れていけば、自然にIV型コラーゲンを補給できますが、ただ他の食品も万遍なく食べて栄養のバランスを崩さないようにしていくこともわすれてはいけません。どの栄養素も重要なので、IV型コラーゲンだけが過剰になることは避けなければなりません。

IV型コラーゲンをサプリメントで補給

肌の弾力性などを維持ていくために必要なIV型コラーゲンの補給はまずは食事から行うのが基本ですが、IV型コラーゲンの場合ふかひれなどに多く含まれています。あまり一般的な食品ではないですし、他の食品にしてもクセがあるものが多く積極的に食べることが比較的難しいものかもしれません。そのためIV型コラーゲンを食事から補っていくことが難しい方もいることでしょう。

IV型コラーゲンをもっと自然に摂取していくためにサプリメントを利用するのもいいでしょう。サプリメントなら誰でも簡単に体内に取り入れていくことが可能です。食事の中でIV型コラーゲンを摂取することができない時にはサプリメントを飲んで摂取していくといいでしょう。

仕事が忙しく、食事ではIV型コラーゲンの摂取が難しいという方はサプリメントを職場に持参するなどして飲むと毎日簡単にIV型コラーゲンの摂取が可能です。大切なのは多く摂取することではなく、毎日少しずつでも確実に取り入れていくことです。また牛筋などが苦手なのに無理をして食べる必要もありません。もっと簡単にサプリメントを利用していけば苦痛も感じることがありません。