[監修済] 免疫力を高めたい時におすすめなエキナセア

エキナセア

[監修済] 免疫力を高めたい時におすすめなエキナセア

エキナセアはハーブの一種で、免疫力を高めたい時におすすめな成分です。北米が原産のキク科の植物で、夏はむらさきい色の花を咲かせます。紫色はフラボノイドという、ポリフェノールの一種が含まれている事から、高い抗酸化作用が期待できます。他にもタンパク質や多糖体のように、免疫力を高めたい時に役立つ成分を含んでいます。

エキナセアってどんな植物なの？

エキナセアは北米原産のキク科の植物で、紫色の花を咲かせます。北米に昔から住んでいる、ネイティブアメリカンたちは、エキナセアが持つ免疫力を高める効果に注目し、風邪予防などに取り入れてきました。

エキナセアには種類がありますが、免疫力を高めたい時に使われるのは、プルプレアという種類です。卵のような形をした葉が特徴的で、エキナセアの中では最も免疫力を高めるのに有効とされています。エキナセアは、ハーブとしても昔から使われてきましたが、花、葉、茎、根とすべて活用できるのもポイントです。紫色の花には、ポリフェノールの一種フラボノイドが含まれているので、抗酸化作用があります。

エキナセアは花から根まで余すところなく活用できますが、中でも根には豊富な成分が含まれているので、免疫力を高めたい時には根の部分を選ぶのが一般的です。有効成分はフラボノイド、多糖体、タンパク質です。これらの有効成分は、すべて免疫力を高めたい時に役立つものです。

エキナセアに含まれている成分や効果について

エキナセアには、多糖類、レジン、イヌリン、ベタイン、アルキルアミドといった成分が含まれています。中でも免疫力を高めたい時に注目なのは、多糖体、フラボノイド、タンパク質です。

多糖体は糖タンパクの事で、少し粘り気があります。粘膜を強化する働きがありますが、ウイルスが体内に侵入した時は、ウイルスを取り込み殺菌する働きもあります。これは風邪やインフルエンザのウイルスにも有効で、ウイルスが入り込んでも水際で食い止める事ができます。

免疫力が高い人は、アレルギーを起こしてももアレルギー症状が軽く済みます。アレルギーを起こす原因にもいくつかありますが、必要な細胞やウイルスと、有害な細胞やウイルスを正しく見極め、有害な細胞やウイルスだけを除去するにも、免疫力が正常に機能している事が大切です。ちなみにアレルギーは、必要な細胞を誤って攻撃してしまう事が原因で起こります。

ウイルスや有害物質を取り込み外出させる働きは、デトックス作用にもつながります。老廃物がスムーズに排出されていけば、むくみを解消する効果も期待できます。

エキナセアは過剰摂取で副作用などあるの？

エキナセアは水溶性ビタミンである事から、吸収されない分は体内に蓄積されず排出されていきます。毒性などはないため多少多めに摂っても問題ありません。ただしお腹が弱い人が過剰摂取をすると、下痢をする可能性があります。

多少多めに摂取しても問題はありませんが、毎日のように過剰摂取を繰り返すような事をすれば、副作用のリスクは高まります。エキナセアの過剰摂取による副作用は、頭痛や下痢、胃痛、吐き気、めまいや喉の渇きがあります。エキナセアには免疫力を高める効果が期待できますが、たくさん摂取したからといって、早く効くという事はありません。どんな成分でもそうですが、多く摂取しても吸収できる量は決まってくるので、過剰摂取は副作用のリスクや、体に負担をかける可能性があるのでやめておきましょう。

エキナセアのおすすめの摂り方は？

エキナセアはネイティブアメリカンたちも、昔から風邪予防などに使ってきたハーブの一種です。ネイティブアメリカンたちはハーブティーを飲んだり、根や葉の部分を煎じて使ったりしていましたが、今はサプリメントがあるので、サプリメントからの摂取が便利です。もちろんハーブティーとしても販売されている物があるので、お茶として飲みたい人はハーブを探してみてください。

風邪予防やインフルエンザ予防は、冬の間や季節の変わり目などある程度時期が限定されますが、エキナセアをサプリメントで毎日摂取しておけば、免疫力を高めるのに役立ちますから、季節に関係なく風邪予防や、アレルギー予防や対策ができます。サプリメントは効果の実感までに少し時間がかかります。早めに効果を実感したい時は、有効成分を多く含む根の部分を取り入れたサプリメントや、ハーブティーを選ぶといいでしょう。