ウスベニアオイ(ブルーマロウ)

[監修済] ハーブティーにすると色の変化が楽しめるウスベニアオイ(ブルーマロウ)

ウスベニアオイ(ブルーマロウ)は、アオイ科の植物で、ヨーロッパからアジアが原産地となっています。ウスベニアオイ(ブルーマロウ)は、ハーブティーにすると、色の変化を楽しめるのも特徴です。お湯を注いだ直後は水色になり、時間が経つと紫なり、そこにレモンを絞るとピンク色になります。

ウスベニアオイ(ブルーマロウ)の効果や効能について

ウスベニアオイ(ブルーマロウ)は、アオイ科の植物で、名前の通り青紫色の花を咲かせます。色素にはアントシアニンやタンニンが豊富に含まれていて、粘液質を含むので、呼吸器系や消化器系の粘膜を保護する効果が期待できます。アントシアニンはポリフェノールの一種としても知られています。目にいい成分でもあるため、目を酷使しがちな人にもおすすめです。

ウスベニアオイ(ブルーマロウ)の主な作用は、鎮静、消炎、緩下です。例えば風邪を引いた時や、喉を酷使して傷めてしまった時に、ウスベニアオイ(ブルーマロウ)のハーブティーを飲んだり、ハーブティーでうがいをしたりするだけでも、喉が楽になります。ウスベニアオイ(ブルーマロウ)の特徴でもある粘液質は、保湿効果が期待できるためスキンケア用品として使う事もできます。

粘膜を保護する作用は、消化器系や呼吸器系だけでなく、泌尿器系のトラブルにも役立つとされていて、膀胱炎や尿道炎の症状を改善する時にも活用されています。

ウスベニアオイ(ブルーマロウ)のハーブティーを楽しむ

ウスベニアオイ(ブルーマロウ)は、ハーブティーとして取り入れるのが一般的です。1杯のハーブティーで3色の色の変化が楽しめる事、その時使う茶葉により、同じ色が存在しないのもウスベニアオイ(ブルーマロウ)の特徴です。

ウスベニアオイ(ブルーマロウ)の葉をティーポットに入れ、お湯を注ぐと最初は水色になります。綺麗な水色を楽しんだ後、カップに注ぐとしばらくして紫色に変化します。そのまま飲んでもいいですし、レモンを絞るとピンクに変わります。レモンの量によってピンク色の変化の仕方も変わりますので、1回で3色のハーブティーを楽しめます。

また毎回お茶を入れる度に、微妙に違った色合いになるのもウスベニアオイ(ブルーマロウ)の楽しいところです。鮮やかな色は刻一刻と変化していきますが、長い時間綺麗な色を楽しみたい場合は、水出しした方が綺麗な色が長持ちします。夏はアイスで、冬はホットにしても色の違いが楽しめます。

ウスベニアオイ(ブルーマロウ)のおすすめな取り入れ方

ウスベニアオイ(ブルーマロウ)は、アントシアニンを多く含んでいる事から、ブルーベリーと同様の効果が期待できる事がわかってきました。ブルーベリーといえば目にいい事からサプリメントの成分としても使用されています。ウスベニアオイ(ブルーマロウ)にもアントシアニンが豊富だから、サプリメントにも配合されていますが、ハーブティーとして取り入れるのが一般的です。

ハーブティーは種類によって香りが違うため、好みが分かれる物もあります。ウスベニアオイ(ブルーマロウ)は特にクセもなく、ハーブティーとしても飲みやすいのが特徴です。甘味が欲しい時は、はちみつを入れても美味しいです。ハーブティーは目的によってブレンドする事もできます。

ウスベニアオイ(ブルーマロウ)は、粘液質を含んでいる事からハーブティーでうがいをするのも効果的です。この時タイムをブレンドすると、風邪の予防効果がアップします。鼻づまりがひどい時は、セージをブレンドすると楽になります。鼻づまりの時は飲む前に香りと湯気を鼻から吸うのがポイントです。

ウスベニアオイ(ブルーマロウ)をおすすめしたい方

ウスベニアオイ(ブルーマロウ)は、呼吸器系、消化器系、泌尿器科系のトラブルを改善したり緩和させたり、予防目的で取り入れる事ができます。気管支炎や喉の炎症、胃炎や膀胱炎など辛い痛みを伴う症状を緩和させたい時にも便利です。サプリメントもありますが、数が少ないため、ハーブティーとして取り入れるのがおすすめです。ハーブティーは副作用もありませんし。好きな時に飲めるから便利です。喉の痛みがひどい時は、ウスベニアオイ(ブルーマロウ)のハーブティーを冷ましてから、うがいをするだけでも痛みが和らぎます。

ウスベニアオイ(ブルーマロウ)は、ハーブティーで取り入れるのが一般的ですが、それ以外には保湿化粧品としてスキンケアに使う事もできます。粘液質を多く含むため、高い保湿効果が期待できるからです。ハーブをお風呂に入れたり、ハーブティーをスチーム代わりにしたりするなど、意外と活用できますので、いろいろ試してみてください。

「ハーブティーにすると色の変化が楽しめるウスベニアオイ(ブルーマロウ)」のまとめ

ウスベニアオイ(ブルーマロウ)には、様々な効果が期待できます。粘液質を多く含み、鎮静作用や炎症を鎮める作用に優れている事から、呼吸器系や消化器系の症状を改善したい時に役立てられています。

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