エリスリトール

[監修済] エリスリトールってどんな成分?安心して取り入れる方法について

エリスリトールは、あまり聞きなれない名前ですが、甘味料としてよく使われています。甘味料というと体に悪い物というイメージが強いのですが、エリスリトールは、天然甘味料だから、一般的な人工甘味料とは少し違います。エリスリトールの特徴などを紹介します。

エリスリトールってどんな成分?特徴は?

エリスリトールというのは、甘味料の事です。甘味料と聞くと体に悪い物というイメージが強いので敬遠されがちですが、エリスリトールは天然の甘味料です。自然に存在している甘味料だから、危険視されている人工甘味料とは違う物です。甘い物を食べると血糖値が上がりますが、エリスリトールはゼロカロリーで、血糖値を上げる事もないから安心です。ブドウや梨に含まれていて、醤油やワインなどの加工品にも含まれます。ブドウ糖を発酵させて作るから、人工甘味料とは違い安全です。ワインや醤油にも含まれているから、意識せずに摂取している事も多いです。

甘味料ですが、意外と甘味は少なく砂糖よりも甘さは控えめです。甘い物を食べると口の中が甘くなりのどが渇く事もありますが、エリスリトールはむしろ冷涼感があります。その為、虫歯予防にも取り入れられています。ただし甘味という点ではかなり控えめだから、甘い物が好きな方には物足りなさを感じるかもしれません。

人工甘味料との違い

甘味料と名がつく物は全て危険な物、体に良くない物というイメージですが、エリスリトールは人工甘味料とは少し違います。人工甘味料はその名の通り人工的に作られた物で、自然界には存在しません。砂糖に代わる物として作られました。砂糖よりも甘く、カロリーがや糖質がゼロだから、ダイエットに最適と注目されました。確かに甘みが強いので、甘い物を食べた時のような満足感はありますが、体は違います。

甘いのに実際には糖質もカロリーもないから、一見体に良さそうですが、甘い味がするので脳は砂糖を摂取したと勘違いして、肝臓からグリコーゲンを出すよう支持します。甘い味でも砂糖ではないから、グリコーゲンは必要ないのですが、脳が錯覚するので肝臓が分泌したグリコーゲンは、血糖値を上げてしまいます。この矛盾が体に負担をかけるので、人工甘味料は良くないとされているのです。しかしエリスリトールは、天然の甘味料ですし、砂糖よりも甘味は少ないですが、カロリーはゼロで血糖値を上げる心配もないから安心して取り入れられます。

エリスリトールのメリットとデメリット

エリスリトールは、ブドウ糖を発酵させて作るため、大量生産が可能なため安価です。もともと自然界に存在している物を発酵させるから、体に負担をかけません。非う蝕性だから虫歯予防にも役立ちますし、甘さは砂糖の75%ほどだから後味がスッキリしています。甘たっるいというより、さわやかな甘さというイメージです。血糖値を上げる事もなく、カロリーもないから糖尿病の人も取り入れられます。

エリスリトールは糖アルコールの一種でもありますが、緩下作用がないのでお腹がゆるくなる心配もありません。ダイエットのために人工甘味料を使うよりも、エリスリトールを使ったほうが安心です。ただし甘い物が好きな方には、砂糖の75%という控えめなところが物足りなく感じてしまう事があります。

甘味料にもいくつか種類はありますが、体に悪い物を取り入れるなら、多少甘さは物足りなくても体に負担をかけないエリスリトールがおすすめです。砂糖や人工甘味料は甘さがいつまでも口に残りますが、エリスリトールは甘さが持続しません。だから後味もスッキリです。

エリスリトールを取り入れる時の注意点

エリスリトールは天然の甘味料だから安心です。しかし甘さが控えめのために、合成甘味料と一緒に使われる事があります。実際に飲料やお菓子などにも使われていますが、甘味を強調させるために、他の甘味料をプラスしている物もあります。健康食品やノンカロリー食品にも、エリスリトールは使用されていますが、甘みがある物は甘味料に何を使っているか表示を細かく確認しておくと安心です。

砂糖は1日あたりの摂取量に上限があります。上限を超える事もありますが、これは体に負担をかけます。エリスリトールはカロリーゼロですが過剰摂取はあまりおすすめできません。成人で1日40gを上限と考えられているので、体にいいからといってむやみに過剰摂取するのは控えたほうがいいでしょう。

甘味料として安全性も確認されていますから、適度に取り入れる分には問題ありません。ダイエットや虫歯予防にも活用できます。

「エリスリトールってどんな成分?安心して取り入れる方法について」のまとめ

エリスリトールは天然の甘味料です。多くの場合甘味料にはあまりいいイメージを持ちませんが、人工甘味料ではないから安心です。人工甘味料のような不自然な甘さではなく、少し物足りないくらいなので、脳を錯覚させる心配もありません。

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