アロインというのは、アロエに含まれる成分の事です。主にアロエの葉の部分に多く含まれていて、強い苦味があるのが特徴です。アロエは医者いらずと呼ばれる事もありますが、これはアロエに含まれているアロインに、様々な効果が期待できるからです。まさに良薬口に苦しです。
アロインの効果について
アロインというのは、アロエに含まれる成分の事です。アロエにはいくつかの種類があって、日本ではアロエベラと、キダチアロエが有名です。アロインはキダチアロエに豊富に含まれていて、アロエの葉の表皮部分にある苦味成分です。アロエを食べると苦いのはアロインが含まれているからです。
アロエは1家に1鉢あれば、医者いらずとも言われるほどですが、これはアロエに含まれる成分もに様々な健康効果が期待できるからです。アロインが多いキダチアロエは苦味が強いのが特徴です。生のアロエを食べると、苦味が胃を適度に刺激して、胃酸の分泌をサポートし胃の調子を整える効果が期待できます。
アロインには腸内環境を整え、便秘を解消する効果も期待できます。ただしアロインを多く含むアロエはとても苦いため、毎日食べるの少し無理があります。アロインはサプリメントから摂取する事もできます。ドリンクやゼリーなどもありますが、美味しくて苦味が少ない物はアロエでも、アロエベラを使用しているので、アロインが思うように摂取できません。アロイン摂取を目的とするなら、キダチアロエを原料にしている物がおすすめです。
アロインはケープアロエにも含まれている
日本でアロエというと、アロエベラとキダチアロエの2種類が有名です。アロエ専門店ならもっと多くの世界中にあるアロエを揃えていますが、アロインとして考えた場合、日本ではキダチアロエに多く含まれているので、サプリメントの原料もキダチアロエになります。
アロインを含む種類としては、世界に目を向けた時、ケープアロエという種類にも豊富なアロインが含まれています。ケープアロエは、アフリカ原産のアロエですから、日本では馴染みが薄いかもしれません。アロエには胃腸の働きをサポートする効果が期待できますが、ケープアロエのアロインは、キダチアロエよりも豊富なため、強く効きすぎてしまう事があります。ケープアロエ由来のアロインを使用する場合は、1日の目安よりも少なめにして様子を見ながら量を見極めるのがおすすめです。
アロインの副作用について
アロインは、キダチアロエに多く含まれている苦味が特徴的な成分です。胃腸の働きを整える作用があるため、胃が弱い人や便秘症の人におすすめのサプリメントです。しかしアロインは、医薬品に指定されているため、サプリメントも局方品扱いとなります。一般に市販されているアロエを含むサプリメントでは、アロインは摂取できません。
医薬品ですから、使用する場合は医師の指示に従い正しく服用する事が大切です。胃腸の働きを整える優れた作用がありますが、腸内で善玉菌のサポートをするため、腸の働きが活性化されます。これにより、アロインを過剰摂取をすると下痢をする可能性が高くなります。また妊娠中の女性がアロインを過剰摂取すると、子宮を圧迫するリスクが高くなるので、妊娠中は服用には、医師の指示と指導が必要です。
アロインの上手な取り入れ方
アロインはキダチアロエに多く含まれている成分ですから、キダチアロエを生のまま食べる事でも摂取できます。しかしとてもつよい苦味があるため、そのまま食べるのは難しく、まして毎日食べ続けるのはかなりの苦痛となってしまいます。こういう時に便利なのが、サプリメントです。
ただしアロインは医薬品に指定されている成分だから、局方品となり誰でも気軽に入手できません。アロインのサプリメントを取り入れたい時は、局方アロエとなります。局方アロエは、アロエを粉末か化させた物が一般的です。
アロインは便秘解消にも役立ちますが、特に習慣性便秘に高い効果が期待出来ると言われています。習慣性便秘というのは、便意を我慢してしまう事が多く、自律神経まで影響が及んでいる状態の事です。こういう時にアロインの腸の蠕動運動をサポートする働きが役立ちます。
まだあるアロインの意外な効果
アロインには育毛効果も期待できます。特にAGAという男性特有の脱毛に効果が期待されています。AGAは、特定の男性ホルモンが原因となって引き起こされますが、アロインは男性ホルモンから生成されるAGAのい原因に働きかける事から、育毛剤として高い効果が期待出来ます。抜け毛を予防する効果も期待出来るので、AGAが気になっている人にもおすすめです。
「アロインは苦味成分だからサプリメントからの摂取が便利」のまとめ
アロインはアロエに含まれる苦味が特徴的な成分です。アロエといっても実は種類があって、アロインが含まれるのは、キダチアロエです。アロエが家にあると医者いらずとも言われますが、苦味が強いので食べる場合は生のアロエではなく、サプリメントが使いやすいです。
