[監修済] コレステロール値低下と生活習慣病の予防に役立つEPA（エイコサペンタエン酸）

EPA（エイコサペンタエン酸）

[監修済] コレステロール値低下と生活習慣病の予防に役立つEPA（エイコサペンタエン酸）

EPA（エイコサペンタエン酸）はコレステロールを下げる効果があります。成人病の改善やダイエットなど様々な効果が期待できますが、具体的にどんな作用をするのでしょうか。

EPA（エイコサペンタエン酸）の持つコレステロール値を下げる効果

生活習慣病などでコレステロール値が高い方は多いものですが、早期に改善をしていかないと体調を崩したり病気になったりしてしまいます。EPA（エイコサペンタエン酸）にはコレステロール値を下げる働きがあり、それによって血液の流れなどを改善していくことができます。

コレステロールによって血液の流れが阻害されると、体中の細胞に栄養がうまくいきわたらなくなり、病気を引き起こしやすくなります。また細胞から出された老廃物の運搬もおろそかになるので太りやすい、また代謝の悪い体になってしまいます。健康だけではなく美容にとってもよくないわけですが、コレステロール値を下げてくれる効果がEPA（エイコサペンタエン酸）にはあり、毎日の食事でできるだけEPA（エイコサペンタエン酸）を取り入れるように努力していく必要があります。

コレステロールはダイエットの面でも関係が深いものです。ダイエットを健康的に実行してきれいに痩せいたいという方はEPA（エイコサペンタエン酸）を積極的に取り入れ、また野菜などの豊富なヘルシーな食生活を習慣的にしていくことによってコレステロール値を下げ、また同時に美しく健康的に痩せていくことができます。

EPA（エイコサペンタエン酸）はアレルギーや炎症に効果がある

実はEPA（エイコサペンタエン酸）は生活習慣病だけではなく、その他の症状に対しても効果を期待することができるのです。まず炎症を抑える効果を持っており、これよって炎症を引き起こしやすい体を改善していくことができます。またアレルギーの辛い症状を緩和する効果も期待することができます。

炎症が起きやすい体は免疫力が低下していたりするものですが、免疫力が低下していると様々な病気になりやすい体になってしまいます。また炎症が起きやすいと痛みやかゆみを生じやすくなってしまいます。こういった不快な症状を緩和させる効果をEPA（エイコサペンタエン酸）が持っているのです。

EPA（エイコサペンタエン酸）にはアレルギーを抑制する効果も持っています。EPA（エイコサペンタエン酸）はリポキシゲナーゼなどの酵素を抑制する効果を持っています。酵素にはアレルギーを促進する作用がありますが、この酵素の働きを阻害する力を持っているので、結果としてアレルギー症状を緩和させることができるのです。また慢性の気管支炎などにも効果があるとされています。

EPA（エイコサペンタエン酸）は食事から摂取することができる

コレステロール値を下げたり免疫力を向上させていくためにはEPA（エイコサペンタエン酸）を効果的に取り入れていくことが大切です。そのために基本的なこととして食事から上手に摂取していくことが重要になってきます。毎日の食事によってコレステロールをアップさせていくこともありますから、コレステロール値を上げないような献立を毎日考えていく、また食事からEPA（エイコサペンタエン酸）が摂れるように工夫をしていく必要があります。

EPA（エイコサペンタエン酸）を多く含む食品は魚です。魚の中でも青魚には多くのEPA（エイコサペンタエン酸）が含まれています。そのため、毎日の食事に魚を使った料理を組み込んでいき、自然とが摂取できるようにしていくことが大切です。EPA（エイコサペンタエン酸）は体内で合成することができない成分なので、体外から取り入れていくしか方法がありません。ですから多く含まれている青魚を多く食べていく必要があります。

ただ青魚を大量に食べるのではなく、毎日きちんとEPA（エイコサペンタエン酸）を摂取していくことができるように、青魚を適量食べるようにしていくことが何よりも大切です。また青魚もいろんな調理法で美味しく食べることによって楽しい食生活を実践しながらナチュラルにEPA（エイコサペンタエン酸）を体内に取り入れていけるように工夫することも大切です。

EPA（エイコサペンタエン酸）の摂り方を工夫することが大切

EPA（エイコサペンタエン酸）は美容や健康に対して必要な成分ですが、欠点として酸化しやすいという点が挙げられます。そのためできるだけフレッシュな食材を食べるようにしていくことが大切です。EPA（エイコサペンタエン酸）を多く含む青魚も長く放置するのではなく、早めに食べてしまうことで酸化を防ぎながら体内に取り入れることができます。

EPA（エイコサペンタエン酸）の上手な摂り方としては刺身で食べるのが最もベストです。煮たり焼いたりするとEPA（エイコサペンタエン酸）が流出するので、できるだけ刺身で食べるようにしてください。ただ刺身ばかり食べると飽きてしまうので、時々煮魚や焼き魚にして食べるようにしていくといいでしょう。

ただ毎日の食生活で魚ばかりではきっと飽きてしまうことでしょう。そうなると食生活が苦痛になってしまい、健康を害してしまう恐れもあります。そういった好ましくない状態を防ぐために食生活の中にサプリメントを取り入れていくといいでしょう。EPA（エイコサペンタエン酸）を含むサプリメントは酸化の心配もありませんし、いつでも手軽にEPA（エイコサペンタエン酸）の摂取が可能です。食事とサプリメントの上手な併用でEPAを摂取し、美容と健康の維持を図っていくことが大切です。