SAMe

[監修済] 肝臓や関節などの健康維持を図るために必要なSAMe

SAMeはアミノ酸の一種で肝臓と関節の健康に大きく関わっています。SAMeを摂ることで具体的にどういった効果を実感できるのでしょうか。またその摂取方法はどういったものなのでしょうか。

SAMeの肝臓への好ましい効果について

SAMeは体内の中では肝臓で最も多く生産と消費がなされています。肝臓は解毒や血液の調整、また胆汁の分泌などを行っている重要な臓器です。この肝臓の働きを良くしていく効果がSAMeにはあります。お酒をよく飲む方などが起こす二日酔いの予防にSAMeは効果があるとされています。そのため飲酒をする日の前には肝臓を保護するためにもSAMeを摂取しておくといいでしょう。また飲酒をあまりしないという方でも肝臓を常に丈夫で健康な状態にしておきたい方でもSAMeを積極的に取り入れていくことはとてもいいことです。

SAMeには抗酸化作用があります。肝臓は体内の中でも特に活性酸素が発生しやすい部位ですが、この活性酸素の除去に対してSAMeは効果を持っています。活性酸素が発生すると肝細胞が大きなダメージを受けてしまいます。それによって肝炎を引き起こしてしまう場合もあるのです。SAMeを定期的に摂取しておくと抗酸化作用によって活性酸素を除去し、肝臓を保護することができます。また肝臓の病気にならないために、肝臓の健康と病気の予防を含めてSAMeを摂取するようにしたいものです。

SAMeの持つ関節への好ましい効果について

年齢を重ねていくにつれて関節の痛みを生じやすくなります。これは関節にある軟骨がすり減っていき、骨同士がぶつかりあって痛みを発生するようになるためです。また加齢によって体重が増えたりするとより関節に負担がかかり、軟骨が一層減少をしていきます。それによって関節の痛みもより強くなってしまいます。関節の痛みを軽減させていく、また改善するためには徐々に軟骨の再生を図っていく必要があります。これに関わっているのがSAMeです。

SAMeには軟骨を再生する働きがあり、関節の痛みの原因となる軟骨の減少を改善していくことができます。関節の痛みは加齢によって生じやすくなりますが、その前の段階で早期から対策を講じておく必要があります。中高年になる前からSAMeを摂取する生活を心がけていけば症状の予防に役立ちます。またすでに痛みなどを感じている方は改善のためにSAMeを取り入れていくといいでしょう。中高年の方の場合、特に関節が弱くなってしまう恐れがあります。関節をいつまでも健康にしておくためにもSAMeを意識して摂るようにしなければなりません。

SAMeを食事から摂取する方法

SAMeはメチオニンというアミノ酸とATPが結びついた形をしており、メチオニンを多く含む食品を多く摂ることが必要です。メチオニンを多く含む食品としては鶏肉や牛肉、マグロやカツオ、乳製品やナッツ類などに多く含まれています。タンパク質を多く含む食品にSAMeは多く含まれていると言っていいでしょう。これらの食品を毎日の食生活に取り入れていけば自然とメチオニンを摂っていくことができます。また酵母を含む食品にはSAMeが含まれています。パンやビールといった食品は酵母の力を使って製造されますが、これらの食品を取り入れることでSAMeを摂取することができるのです。

SAMeもメチオニンも健康のためには欠かせない物質ではありますが、多く摂ろうとして食事のバランスが崩れてしまうことも避けなければなりません。他の栄養素もきちんと摂らなくては健康を害してしまいます。ですからできるだけ毎日の食事の中でSAMeやメチオニンを含む食品を取り入れていくように努力していくと自然と摂取ができていきます。

SAMeのサプリメントも併用すると便利

SAMeやメチオニンを多く含む食品を毎日の食事の中に取り入れていくことはいいのですが、そればかりでは飽きてしまうという方もいることでしょう。また仕事の関係で食事が不規則だったり、欠食になる方もいるものです。そういった方を含めてもっと気軽にSAMeを取り入れていくためにサプリメントを併用するといいでしょう。サプリメントなら簡単にSAMeを摂取することが可能ですし、持ち運んでいつでもどこでも気軽に口にしていくことができます。

SAMeサプリメントのいい摂取の方法としては、食事でSAMeやメチオニンがあまり摂れていないと感じたときにサプリメントを利用すると確実にSAMeを摂取することが可能です。特にお酒をよく飲む方、関節の痛みなどの予防を図りたい方はサプリメントを併用して毎日きちんとSAMeやメチオニンを摂取する習慣を身につけていくといいでしょう。大切なのは今日だけおおくSAMeを摂取するのではなく、毎日確実に摂取する習慣を身につけていくことです。

「肝臓や関節などの健康維持を図るために必要なSAMe」のまとめ

肝臓や関節にトラブルがなく、健康に暮らしていくために積極的にSAMeを取り入れた生活を送りたいものですが、食事とサプリメントを併用しながら無理なく楽しく食生活を送っていくことが大切です。

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