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血圧対策におすすめサプリ

血圧対策におすすめサプリ

はじめに

今回は血圧対策におすすめサプリを紹介していきます。先ずは血圧に対策が必要な状態とはどの様な状態かを説明し、その状態を放っておくとどうなるか、そもそもの原因は何かを続いて説明します。そして、最後に血圧対策に必要な食べ物を触れ、その成分をおすすめサプリと言う形で紹介したいと思います。

 

血圧対策が必要な状態とはどの様な状態か?

まず血圧とは、血管の中を血液が通るときに血管にかかる圧力のことを言います。心臓がポンプのように血液を血管へ送り出すことで血液は全身をめぐっています。その回数は毎分60回程度と言われています。心臓が収縮して血液を押し出す時に血管に最も圧力がかかります。この事を収縮期血圧 (最高血圧)といいます。一方で、収縮した後に心臓が再度広がる際には圧力は最も低くなり、この事を拡張期血圧(最低血圧)といいます。ここで、収縮期血圧、拡張期血圧の何れか一方が来て一以上に高い状態を高血圧といいます。一般的には収縮期血圧が140mmHg以上、若しくは拡張期血圧が90mmHg以上の場合に高血圧に該当します。高血圧の状態が続けば、心臓はその状況を維持する為に心筋を増やします。心臓自体が大きくなる為に、これを心肥大と呼びます。また、血管は高い圧力に負けないようにその側壁を厚くします。この状態が更に続くと血管は弾力性を失って硬化していきます。動脈が硬化することによって動脈硬化を引き起こされます。又血管が傷つくと、コレステロールなどの脂質が傷部分に溜まることによって、血管の内腔は狭くなります。そうすると、血液の流れる抵抗が増え、結果として血圧はますます上昇します。つまり、高血圧→動脈硬化→高血圧という悪循環が進み動脈硬化の危険性がますます増大します。

血圧対策が必要な状態とはこの様に動脈硬化のリスクを抱えた状態のことを指します

 

血圧対策をしないとどうなるか?

「血圧対策が必要な人」とは、高血圧状態で動脈硬化のリスクのある人と説明しました。それでは、高血圧の状態を放っておくとどの様な問題が発生するのでしょうか?主な影響を下記に示します。

まず高血圧の一番の問題点は、ほとんど自覚症状がないということです。自覚症状としては肩こり、頭痛、めまい、耳鳴りがあります。しかし、疲労している際に一時的に出るものなので多くの場合には無視されてしまう事が多い様です。しかしながら、自覚症状はなくても身体の中で高血圧の問題は静かに進行していきます。その様な状態から、高血圧は沈黙の殺人者 (サイレント・キラー)とも呼ばれています。そして、高血圧の状態はそのままにしておくと、先に述べた様に動脈硬化がどんどん進行していきます。動脈硬化が進めば脳卒中や心筋梗塞、糖尿病などの大きな病気を引き起こしてしまう可能性があります。その為、しっかりとした健康管理が必要です。具体的には定期的に自分の血圧をチェックすることです。高血圧の可能性が有る場合には早めに医師に相談し、高血圧の早期発見に努めることが必要です。

 

高血圧が引き起こされる4つの原因

高血圧の上昇の原因が明らかな場合は「二次性高血圧」と言います。しかし、これは高血圧全体の10%未満にすぎず、原因が特定できない「本態性高血圧」が約90%占めています。以下では、原因の分かっている「二次性高血圧」の原因について記載します。

まず二次性高血圧になる原因の1つ目は肥満です。肥満の場合は脂質で血液がドロドロの状態になっているため、心臓に大きな負担がかかり、高血圧になります。また、インスリンの働きも高血圧に関係します。インスリンは、血液中の余分な糖を脂肪として蓄える役割を担っています。肥満になると多量のインスリンが必要になるため、交感神経が刺激されて血圧が上昇してしまいます。脂肪の取り込み作用が過剰になることで、血管壁についた厚い脂肪で動脈硬化になり、ますます血圧を高めるという悪循環にも陥ります。

2つ目はストレスです。ストレスは自律神経と深い関わりがあります。自律神経は、活動的なときに活発になる「交感神経」と安静時に活発になる「副交感神経」の2種類あります。ストレスを受けると交感神経が活性化し、大量のアドレナリンが分泌されて興奮状態になります。すると、心拍数や循環する血液の量が増えて血管に負荷がかかります。

3つ目は喫煙の習慣です。タバコの煙に含まれている「ニコチン」や「一酸化炭素」が血圧を上げて動脈硬化を進めます。ニコチンが副腎を刺激することで血圧を上げるホルモンが分泌されるだけでなく、交感神経も興奮させるために血圧が上がります。

4つ目は塩分の取りすぎです。塩分の摂り過ぎは高血圧の主な原因と考えられています。血液中の塩分濃度が高くなり過ぎると、それを薄めようと体内の水分が血液中に集まります。これにより血圧が上昇します。このように塩分を摂り過ぎて高血圧になると血管が傷み、心臓病を引き起こす心血管疾患、脳梗塞を引き起こす脳血管疾患などの危険性が増してしまいます。

 

高血圧対策に効果のある食べ物

ここまでお話した様に様々な原因で高血圧の問題は引き起こされます。一番の注意すべき点はどの様な生活習慣と共に食事の見直しをすることだと思います。ここでは高血圧対策に効果のある食べ物の例とその効果を挙げていきましょう。

・トマト

まず、トマトを食べたからといって、直接血圧を下げる作用はありません。含まれている栄養素が、それぞれの作用を少しずつ発揮することで血圧が下がります。

・青魚

青魚の主な種類は、イワシ、サンマ、サバ、アジがあげられます。これらの青魚には、ドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)が豊富に含まれています。 DHAやEPAはサ血液をサラサラにする成分です。

・クルミ

くるみに豊富に含まれているオメガ3脂肪酸は、血液をサラサラにする働きがあります。

血液がドロドロになっていると血管に炎症が起こる場合がありますが、この血管の炎症も軽減します。

・ダークチョコレート

チョコレートを食べると小腸でポリフェノールの一種であるエピカテキンが吸収され、血液中に流れます。その結果、血管の収縮をつかさどる血管の内側の細胞「血管内皮細」に浸透し、その活動が活性化されます。結果、血管が拡張し血圧の上昇を抑えることが出来ます。

 

おすすめサプリ

上記で上げた様な食品を積極的に取っていくことが好ましいですが、毎日となると難しいと思います。それぞれの食品でどの様な成分に効果があるかを下記に述べました。こういった成分はサプリメントを利用しながら積極的に取っていくことが好ましいと思います。

カリウム:

トマトに含まれる成分です。体内の塩分を排泄して血圧を下げる効果があります。

リコピン:

トマトに含まれる成分です。抗酸化作用があり活性酸素を除去し、体内の酸化を防いでくれます。体内の酸化は、あらゆる器官や臓器の老化現象に繋がります。特に血管の老化現象が動脈硬化ですから、血管を健康に保ち動脈硬化を予防する作用があります。

EPA、DHA:

青魚に含まれる成分です。過剰なコレステロールや中性脂肪を減らすことで血液をサラサラにする効果もあります。

オメガ3脂肪酸:

クルミに含まれる成分です。血液をサラサラにする働きがあります。血液がドロドロになっていると血管に炎症が起こる場合がありますが、この血管の炎症も軽減します。

エピカテキン

ダークチョコレートに含まれている成分です。血管の収縮をつかさどる血管の内側の細胞「血管内皮細」に浸透し、その活動が活性化されます。結果、血管が拡張し血圧の上昇を抑えることが出来ます。

 

「中性脂肪対策におすすめサプリ」のまとめ

高血圧対策にはカリウム、リコピン、EPA・DHA、オメガ3脂肪酸、ポリフェノールの摂取がお薦めです。

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