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【第2回コラム:シミその3】シミを内側から解消しよう

シミを内側から解消しよう
今回のテーマは前回に引き続き「美容」についてです。前回同様特にシミについて焦点を当てて説明しました。前回は主に外からのケアを中心に考えました。具体的には、シミを外部から消す方法について説明しました。シミ対策は美白化粧品が1つの方法であると述べました。クリニックの施術もその1つです。しかし、美白化粧品やクリニックでの施術は高いという問題もありますし、皮膚の外側からのアプローチである為、本質的とは言えません。
今週のコラムでは引き続き「シミ」に焦点を当てます。特に前回出来てしまったシミに対する対策について述べたいと思います。その中でも、今回は内側からのアプローチ法について紹介します。

「シミ」を内側から消すには
繰り返しになりますがシミが出来る一番の原因は紫外線によるものです。紫外線によってメラニンが発生してしまいます。しかし、通常は肌の新陳代謝が活発であると、このメラニンの黒ずみもやがて無くなります。しかし、年齢を重ねることによって新陳代謝の機能が衰え、メラニンが体内に残ってしまう事があります。これがシミの原因と発生のメカニズムです。しかし、この方法で予防しようとしても完全ではありません。既にシミがある場合もありますし、原因も紫外線以外の要素もある為、紫外線予防をしていてもシミが出来てしまう事は起こり得ます。そうなると、出来てしまったシミを消す方法を知りたくなります。

メラニンの残存が原因でシミになってしまうことが分かると、自ずと対策も分かります。具体的には、以下の2つの方法が考えられると思います。言い換えればこれ以外には方法はありません。
1. メラニンが排出される様に肌の新陳代謝をスムーズする
2. メラニンを分解する (or 黒色となったメラニンを淡色化する)

1. メラニンが排出される様に肌の新陳代謝をスムーズにする
メラニンが皮膚内に残ることがシミの原因ならば、そのメラニンを皮膚内から輩出してやればシミはなくなるはずです。具体的には肌の新陳代謝を上げることです。既に述べた様に年齢と共に、肌の新陳代謝戒能は劣り、それが原因でシミが出来てしまいます。しかし、栄養成分の補給によって肌の新陳代謝機能を上げることができればシミはなくなります。この際に効果的な成分は、「ビタミンB群」です。その中でもが効果的なものが「ビタミンB2」になります。
また新陳代謝と言っても様々な要因が影響します。その1つが血流の良し悪しです。もちろん、血流が悪ければせっかく摂取した栄養素も、肌に届かない為に効果がありません。血流を改善する栄養素の補給も必要でしょう。

2.メラニンを分解する (or 黒色となったメラニンを淡色化する)
メラニンがシミの原因と分かっていれば、メラニン自身が分解してしまえばシミはなくなることになります。メラニンの分解にビタミンCが効果的であると言われています。ビタミンCに効果があるのは、ビタミンCが持つ還元作用によるものです。還元作用とは簡単に言えば、メラニンを無色化してシミを薄くする作用のことです。繰り返しになりますが、シミは皮膚内にメラニンがそのまま排出されずに残ったものですが、このメラニンを還元して色を薄くできる効果がビタミンCにはあります。その効果が働けばシミは見えなくなります (=シミを失くすことができます)。

シミ予防には第一に紫外線対策が非常に大切ですが、100%完璧に紫外線をカットするというのは前述の通り難しいです。防げなかった紫外線がメラノサイトを刺激してメラニンを生成します。このメラニンの生成過程を邪魔する効果もビタミンCはもっており、それ故ビタミンCは分解だけでなく、メラニン生成を抑制するという予防効果もある為に非常に有用な成分です。

このダブルの効果で、ビタミンCはたくさん摂取しておくとそれだけでシミ予防になります。紫外線が強くなる春から夏にかけての時期や 海や山など紫外線が強い場所にいくときには、事前にたくさんビタミンCを摂取しておくと体の内側からシミ対策ができます。野菜や果物でビタミンCが豊富なものを紹介すると
● トマト
● ピーマン
● モロヘイヤ
● ゴーヤー
● きゅうり
● パパイヤ
● いちご 等が挙げられます。
スーパーなどに行くと季節感なく野菜も果物も売っていますが、旬の野菜や果物というのはその時期に合わせて必要な栄養素が含まれているので できるだけ旬のものを選んだほうがいいです。1年中スーパーに並んでいるものであっても旬の時期とそうでない時期では栄養価に大きな開きがあるのはご存知だと思います。春~夏にかけて紫外線の問題が生じる様に、この時期が旬の食べ物にはビタミンCが豊富に含まれています。

その他お薦めのシミ対策成分
シミ対策に効果的な成分を、毎日の食事から摂取するのがベストです。しかし、必ずしも毎日実施することは難しいという現実もあります。そこで、こういった場合にはサプリの併用をする事が賢明な選択肢と言えます。以下の成分は、肌のターンオーバーや、メラニン生成の阻害などにも効果を発揮しますので、是非摂り入れたい成分です。一部繰り返しになりますが以下の成分の摂取でシミを消すことができます。
◆ビタミンB2
肌の新陳代謝の促進よって出来てしまったシミを対外に出す効果があります。
◆プラセンタエキス
肌の新陳代謝の促進、メラニンを生成する「酵素チロシナーゼ」を抑制します。これによって出来てしまったシミを対外に出す効果があります。
◆ビタミンC
抗酸化作用があり、メラニンを還元 (分解)します。それによりシミの色を薄くする効果があります
◆ハイドロキノン
シミの原因である酵素チロシナーゼの働きを抑制する作用とともに、メラニン色素を生成するメラノサイトに直接アプローチして減らす効果が期待できるとされています。ビタミンC誘導体同様、シミの予防と改善を同時に行ってくれる効果が期待できます。
(予防効果)
◆トラネキサム酸
メラニンの生成を抑える効果があるとされています。メラノサイトの活性化を食い止めて肝斑の発生を抑えることができると言われています。すなわちシミができる前の段階から、シミを予防してくれる効果が期待できます。
◆コウジ酸
メラニン色素を作る酵素の働きを抑えてくれる働きの他に、メラニン色素を生成すると言われている情報伝達物質の生成を抑制する効果があると言われています。そのため、おもにこれからできるシミの予防に高い効果が期待できます

「第7回コラム:シミを内側から解消しよう」のまとめ
今回は美容、特にシミを内側から消す方法について説明しました。対策方法は2つあり、
1. メラニンが排出される様に肌の新陳代謝をスムーズする
2. メラニンを分解する (or 黒色となったメラニンを淡色化する)
のいずれかの方法をとるしかありません。その為にはビタミンB2、プラセンタエキス、ビタミンC、ハイドロキノンの摂取がお薦めです。食事での摂取が好ましいですが、限界がある為にサプリメントを上手く活用しましょう。

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